
子どもは何色、あなたは何色?
「うちの子グレーかも。」
「うちの子はライトグレー。」
「完全ホワイトなのに、支援級すすめられた。」
SNSで見かけるこんな投稿
なんだ?
バカなのか?
子どもの発達を、車の色みたいに言う親。
じゃあ、私も言いたい。
ピュアブラックとか〜
パールホワイトとか〜
みんなの憧れ
きらめきシャンパンゴールド!
も、おすすめですよって。
すんません。
冗談はさておき、本題は
子どもは何色?あなたは何色?
年々、特別な支援を必要とする子が増加しているのは事実。
これは、「発達障害」という言葉が世間に浸透し、
心理検査(発達検査)を受ける子どもが増加している背景があるから。
今まで見過ごされてきて、生きづらさを感じていた子を
早期に見つけるサポートが整ってきたからだろう。
だからと言って、
たとえばADHDやLDなどと診断されたら
その子は、ブラックなのか?
自閉傾向があったら、
その子は、ダークグレーって色になるのか?
教員として、
たくさんの子どもたちと関わってきた私から言わせてもらいますと、
子どもはみんな虹色です‼️
子どもはみんな虹色です!
子どもはみんな虹色です!

大きな声で宣言したら
エコーがかかってしまいました。
空に架かる虹を見たとき、なんとも言えないうれしさや
喜びを感じませんか?
目の前にいる子どもたちも同じで
できないことがたくさんある子も
集団との関わりが苦手な子も
どんな子であっても
みなそれぞれに、虹のように素敵な色をもっています。
教員として、
子どもたちの「できるようになりたい」
という思いに寄り添って支援をしていると
とても嬉しい瞬間に立ち会えます。
それは、
子どもたちが「できた!」と喜ぶ瞬間。
この瞬間の子どもたちは、本当に虹のように輝いて見えます。
そして、保護者の愛情。
今でこそ、「子どもは虹色だ!」心から思えますが、
特別支援学級の担任になって
子どものことを本気で考える保護者の方々と出会いました。
皆さん、さまざまな事情を抱えながらも
一生懸命、自分の子供のことを考えていました。
もし、保護者のもつ
親としての深い深い愛情を知らなかったら
この出会いがなかったら、
私は塞ぎ込んでいたかもしれません。
そして、
子どものもつ虹色にも、気づけなかったと思います。
🌈虹色の思いが、私を助ける
次男が小学校にあがってから、
ほぼ毎日電話、担任から電話がかかってくるように。
・今日は6年生にたたかれました。(先に次男が嫌がらせした)
・今日は授業中、中庭に飛び出しました。(次男1人だけ)
・今日は1〜4時間目、ずっと寝てました。(寝すぎやろ!)
・ノートに全く字を書けません。(それは…ごめんなさい)
(この話は売るほどあるので、少しずつ紹介しますね)
日々、先生から連絡をもらい
「すみません」「ありがとうございます」を繰り返す。
そうやって、先生にご迷惑をかけながら迎えた
1学期の保護者面談。
最初の一言が、
お母さん、次男くんは自閉症だと思います。
「・・・・・・はい。」
(↓心の中 )
いや〜〜〜〜〜〜先生!あかんやろ!
私みたいに特支担任とか、特支主任の経験があって
発達障害について理解があるからいいものを、
なんも免疫のない保護者に言ったら
口から泡吹いて倒れるわ!!!
私が返した言葉は、
「えー、先生」
「次男は……」
「自閉症ではないと思います。」
・・・・沈黙。
小1の最初の面談、記憶に残りすぎ案件やろ!!!!
担任の先生は、次男の将来を本当に心配してくれて
このままだと大人になったときに大変ですと何度も言ってくれた。
その気持ちわかります。
私も、この子が人生で初めて接する子どもだったら
自分とは違いすぎてパニックだったと思います。
私が先生に返した言葉は、
先生、私は中学で教員をしています。
字は汚い子もいますが、みんな書けますし
中3になれば、ちゃんと進路を決めて卒業していきます。
高校生になって、母校訪問してくれた時には
中学の頃よりもっと立派になっている子ばかりです。
まぁ、30歳になったときに自立していればいいので
今、そんなに慌てなくてもいいと思っています。
先生「さ、30歳ですか…!?」
そこからは、
「発達検査を受けてください」
の説明があり、時間がきたので終了。
発達検査って言っても
あそこのセンターは、就学前から夏休みまでは
検査したい子が多くて混むんだよね〜
てか、そもそも発達検査って言葉使わないんだよ。
心理検査って言ってあげてよ。
保護者びっくりするよ〜。
なんて独り言を呟きながら帰宅して、
自閉と言われたことに対する私の見立てを
先生に伝えるために、パソコンを開いて資料を作成。
うちの子の行動に対して
何か診断をつけたいんだとしたら
ADHDの不注意が一番可能性が高いかもしれない。
でもね、うちの子なんか気にならないレベルをさ、
学校で見てきてるわけ。
だから、様子見でいっかなって。
資料には、家庭で効果のある声かけや
宿題の取り組み方について様子を知らせ、
授業中の課題は1つに限定して、
できたら褒めるという指導をお願いしました。
1つというのは、
・ノートを出す
・日付を書く
・計算をする
・目あてをかく
など、1つだけ。
その時間は、1つできたらはなまる。
見立てとお願いの資料を印刷して
先生の言葉を思い返す…。
いや〜、それにしてもお先真っ暗な面談だったなぁ💧
ソファで寝そべって
右手と左手の戦いに効果音をつけて楽しんでいる次男を見つめる。
もし、教員じゃなかったら
もし、特別支援教育の世界を知らなかったら
もし、愛情深い保護者に出会ってなかったら
隠れて一人で大号泣してた
ぺっちゃん。
ママがんばるね。
子どもは、
どんな子もみんな素敵な虹色をもっていて
そこにいるだけで周りを幸せにする。
もし、私が何も知らないで
次男をダークグレーや濁った色に決めつけていたら
この子も私も、幸せに過ごせない。
子どもには無限の可能性があって
今、もっている虹色を、さまざまな経験を通して
自分の確立された色として強めていくんだと思う。
うちの子は…
ぺっちゃんは将来、どんな色になるのかな。
楽しみだな。
今のピカピカな虹色の時期を大切にしようね。
ママは何色?
私も子どもの頃は、虹色だったんだよなぁ。
空を飛べると思って練習したし、
頭の中では、何にでもなれた。
机の引き出しで、カミキリムシ飼って
ローラースケートで、坂道耐久ビビらない選手権を1人でやってた。
あれ?
あんまし ぺっちゃんと大差ないかも。
今、「ママは何色?」って聞かれたら
う〜ん。どうだろ。
きれいな色は思い浮かばないかも…。
勝手に他人と比較してうらやんだり
がんばればいいのに諦めたり。
ママの虹色はどこに行っちゃったんだろうね。
苦手なことはたくさんある ぺっちゃんだけど
ママには虹色に輝いて見える。
ママも、
ぺっちゃんから輝いて見えるようなママでいたいな。
ママも、今の自分の色、もう1回見つめてみるね。