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【自由詩】寒茜と歩くころ #青ブラ文学部

    午後の名残を追い越すように
    影が長く伸び
    街は静かに息を潜めていく

    寒茜
    凍えた空の底で
    それでも燃え尽きまいと
    ひとときの赤が点る

    手のひらに残る
    昼のぬくもりは
    薄く 微かに
    けれど確かに在って

    今日が沈みきる
    その直前にこそ
    世界は
    いちばんやさしい色になる

    冷たい風に背を押されながら
    寒茜の色を
    胸にそっとしまい
    夜へと歩いていく


    #青ブラ文学部 #冬の夕映え  に参加しています。

    ~追記~
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