第9話|読者に伝えたいことHarley-Davidsonという名前を聞くと、一人の天才が生み出した伝説のように感じるかもしれません。





第9話|読者に伝えたいこと
Harley-Davidsonという名前を聞くと、
一人の天才が生み出した伝説のように
感じるかもしれません。
しかし、その始まりをたどっていくと
見えてくるのは、それぞれ違う役割を
持った4人の男たちです。
ウィリアム・S・ハーレーは、
機械と向き合い「もっと良くできないか」を考え続ける。
アーサー・ダビッドソンは、
作ったバイクの魅力を人へ伝え、
外の世界へ広げていく。
ウォルター・ダビッドソンは、実際に
走り、レースにも挑み、机の上だけでは
分からない性能を確かめる。
そしてウィリアム・A・ダビッドソンは、人・資金・設備・生産と向き合い、情熱を「続けられる会社」へ変えていく。
4人は、同じ性格でも、同じ考え方でも
ありません。
だからこそ、ときには意見もぶつかる。
「性能をもっと上げたい。」
「でも、売れなければ続かない。」
「まず走らせて確かめよう。」
「その前に会社として成り立たせなければならない。」
見ている場所は違っていました。
でも、その先にある目的は同じだった。
「もっと良いバイクを作りたい。」
ここが、第9話で一番伝えたいところです。
会社やブランドを強くするのは、
全員が同じ考えになることではないの
かもしれません。
技術が得意な人。
人と話すのが得意な人。
行動する人。
現実を見て支える人。
違う人間が、それぞれの得意なことで
同じ目的へ向かう。
それが、やがて一人では到達できない
場所へチームを運んでいく。
これは100年以上前のHarley-Davidson
だけの話ではありません。
仕事でも、会社でも、家族でも、
仲間でも、私たちの身近なところにも
通じる話だと思います。
Harley-Davidson。
二つの名字でできたその名前の裏側には、4人の人生と役割がありました。
伝説は、一人の英雄が作ったのではない。
違う才能を持った仲間たちが、
同じ夢を諦めなかったことで生まれた。
だからHarley-Davidsonの歴史は、単なる「バイクの歴史」だけでは面白くない。
そこには、人の物語があります。
それこそが『Harley-Davidsonの真実。』で、これからも描いていきたいものです。
次回、第10話では、作ったHarley-Davidsonをさらに多くの人へ届けるために生まれていく、「販売店」という仕組みへ
物語を進めます。
📚 STORY RIDER編集部
物語の続きを、本でも。
Harley-Davidsonの伝説を作ったのは、
一人の天才ではありませんでした。
ウィリアム・S・ハーレー。
アーサー・ダビッドソン。
ウォルター・ダビッドソン。
ウィリアム・A・ダビッドソン。
考える人。
世の中へ伝える人。
走って確かめる人。
会社として続ける仕組みを支える人。
違う才能を持った男たちが、
同じ方向を見ていた。
第9話を読んで、
「この4人から始まった
Harley-Davidsonは、その後どんな
歴史を歩んだのだろう?」
と思った方におすすめしたいのが、
📕『Harley-Davidson: The Complete History』
Darwin Holmstrom
です。
初期のマシンから、Knucklehead、Panhead、Sportster、XR750、Shovelhead、Evolution、Twin Camなど、Harley-Davidsonを代表するモデルへと続く歴史を豊富な写真とともに楽しめます。
漫画で「4人の物語」を知り、
本で「4人が残したその後の歴史」を
たどる。
第9話の続きとして
楽しんでもらいたい一冊です。
違う4人が、同じ夢を見ていた。
その夢はやがて、世界中の道を走る
ことになる。
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