【読書の秋】お堅いイメージの司書ですが、我が家の本棚は愛でぎゅうぎゅうです!
こんにちは、Maharuです。
「読書の秋ですね」なんて会話が増えるこの季節。
司書という仕事をしていると、
「やっぱり普段から難しい本を読んでそう」とか、
「お家には小説や図鑑がたくさんあるんですか?」なんて言われがちです。
でも実は…… 私の本棚に一番多く並んでいるのは、
私の溢れんばかりの愛が詰まった「マンガ」なんです!!
仕事では毎日、図書の分類や本棚の整頓、そして子どもたちの学びのお手伝いをしている私。
整然と並ぶ本たちを美しく整えるのが私の仕事です。
……が、一歩家に帰ると状況は一変します。
部屋で私を待っているのは、本棚に入りきらなくなったマンガの山!
「秋の夜長だし、ちょっとだけ……」
なんて、温かいお茶を淹れてページをめくり始めると、もう止まりません。仕事中のキリッとした(?)顔はどこへやら、一人の「マンガ愛好家」として物語の世界にどっぷり浸かってしまいます。
特に「食欲の秋」でもあるこの季節、私がついつい手に取ってしまうのが「食」と「温かい人との繋がり」を描いた大好きなマンガたちです。
読んでいるだけでお腹が空いて、心がぽかぽかと満たされるおすすめの5冊をご紹介します。
『デキる猫は今日も憂鬱』山田ヒツジ(講談社)
ズボラな飼い主、朔と、家事万能な巨大猫・諭吉の絆を描いた作品。
言葉は交わさなくてもお互いを思いやる温かい関係性にクスッと笑えて心がほぐれます。諭吉の作るご飯を食べてみたい!
『ごはんのおとも』たな(実業之日本社)
家族や大切な人と囲む食卓の温もりを描いた短編集。
誰かのために作るごはん、誰かと一緒に味わう時間の愛おしさに、胸がじんわり温かくなります。とにかくごはんがおいしそうなんです!
『ヤンキー君と科学ごはん』岡叶(集英社)
料理を通して不器用な二人の距離が縮まっていく物語。
「美味しいものを一緒に作って食べる」経験が心を解きほぐしていく過程がとても素敵です。千秋を見守る蘭の優しさにグッときます。
『広告会社、男子寮のおかずくん』オトクニ(リブレ)
働く大人たちが週末に持ち寄りごはんを囲むストーリー。
一人ではなく仲間と「美味しいね」と言い合える関係性に、ほっと救われます。私にもこんな仲間が欲しいと切実に思います。
『パパと親父のウチご飯』豊田悠(新潮社)
シングルファーザーふたりが手探りで子どもたちのために奮闘する物語。
食を通して育まれる新しい家族の形に、読むたび温かい気持ちになります。
子どもたちのおいしい顔を見ると一緒に笑顔になります。
どの作品も、ページを開くたびに優しさが広がる大切な本たちです。
読めば食欲の秋も叶えられてしまいますよ。
「司書のスキルを使って自宅の本棚も整理すればいいのに」と思われるかもしれません。
でも、こうした愛おしい作品が増えていくからこそ、なかなか整理が進まないのが「愛」の恐ろしいところ。
どの作品も思い入れがありすぎて手放せず、何だったら、過去手放した本まで買い戻す始末です。 気づけば新しい本棚を買い足すか悩む日々。
仕事場の本棚はあんなに綺麗な整頓を保てるのに、
我が家の本棚だけは私の「好き」の熱量に押されて、いつでもぎゅうぎゅうです。
温かさに救われる愛おしい瞬間は、難しい小説でも、図鑑でも、そしてマンガでも、何ひとつ変わりません。
堅物と思われがちな司書ですが、今夜も大好きなマンガを胸に抱えて、幸せな秋の夜を過ごそうと思います。
みなさんにとっての「秋の読書」は、どんな本ですか?

そんな「本への想い」を形にするきっかけをくれたのが、ネロ王子様とorivie様によるこちらの素敵な企画でした。
初めての参加でドキドキしましたが、自分の「好き」を再確認できるとても良い体験になりました。ありがとうございます!
みなさんのすてきなコレクションに出会えるのを、今からとても楽しみにしています。
ネロ王子様
orivie様
