
ストーカーDJのaikoマンLIVEレポ③
半年に渡るツアー『Love Like Pop vol.25』が6月30日にファイナルを迎えました。せっかくライブに行かせてもらったので、極めて私目線でレポートを全3回届けます。ちなみに「aikoマン」とはデビュー当時の呼ばれ方で今では絶滅危惧呼び名ではありますが、本人公認の元、各媒体で使い続けております。↑↑の絵はaikoマン画伯です。
LLP25 6月30日@大阪フェスティバルホール
四ツ橋筋を南下しフェスティバルホールを目指すと堂島川に架かる渡辺橋が見えてくる。私がaikoマンと初めて出会ったのはこの橋の上だった。
(『東京ラブストーリー』風)

当時、彼女は土曜の深夜にFM大阪(今、コンラッド大阪が建ってる場所)からDJとして毎週生放送していた。
ある土曜の夜、仕事を終え帰宅しようと橋を歩いていたら、向こうからミニストップの袋を下げてこちらに歩いてくるaikoマンが見えた。その頃の私はラジオデビューしたばっかりのド新人DJで全く面識なかったけど、そのまま無視して通り過ぎるのも失礼だなあと思ったので大きい声で「おはようございます。お疲れ様です。」と覚えたての業界挨拶をした(無視するより自己紹介していないこの挨拶の方がもっと失礼)
aikoマンは不審人物の挨拶に明らかに警戒し (知らない男の大声挨拶だし) コンビニの袋をギュッと握りしめ(夜道だし)
小声で「お疲れ様です」と答えてそのまま足早に去っていった。
今から25〜26年前の話だが、のちに私の番組にゲストで来てくれた時にその時の無礼を笑いながら謝罪し、aikoマンも笑ってくれたのでその失礼(霊)は無事に成仏した,,,,,,,,はず。
そんな思い出だらけの中之島にある日本屈指の音響環境を持つフェスティバルホールで千秋楽公演が行われた。
常日頃、初日やファイナルみたいな気持ちでライブに向き合っているaikoマンだが、今日が正真正銘のツアーファイナル。
半年かけて最高の状態に仕上げてきた勝手知ったるバンドとこのツアー6回目となるフェスティバルホールはほぼ定刻スタート。
幕が開き冒頭から立て続けに歌い、軽いMCを挟んだりする中、本人の映像が出る雰囲気はまだない。
ホール、アリーナクラスのLIVEの醍醐味の1つが、どのタイミングでビジョンにアーティストの姿が映るのか?というのもあるが、
この日は焦らされること8曲目!遂にその瞬間がやって来た。
『ストロー』を歌い始めるとその姿がステージ奥の大型ビジョンに映し出され会場の歓声がひときわ大きくなる。
我々にいいことがあるように赤いストローではなくオレンジのジャージ姿を見せてくれた。
途中、ツアーファイナルを楽しもうという会場の熱気と興奮で耳の中まで大量の汗が侵入し、イヤモニをタオルで拭き始めるaikoマン。
今夜だけは左の耳だけでなく右の耳も熱くなっている(白い服 黒い服)
曲の合間にはファンとのコミュニケーションもたっぷり。
古参のaikoジャンキーの声援はもちろん、今年、受験生だとアピールする高校三年生達。初めて見に来たふたりもいれば、終始イチャイチャしているカップルをイジろうとして彼女に話かけてみたら実はLGBTQ+な人もいたりして正にaiko名物のコール&レスポンス
「男子、女子、そうじゃない人、裸眼、メガネ、コンタクト…」状態!
いろんなスタイルで音を楽しむ自由な空間だった。
途中、本人も会場全体も着席しての弾き語りのパートや最初から弾くつもりが一切ないエアーギターやエアーベースなども披露しながら本編を音速で走り抜ける。
アンコールを「第2章」と位置づけなからこれまた光の速さで駆け抜けた後、ダブルアンコールでは、時には客席に降りて練り歩きながらファンサしたり、バンドメンバーがステージ前の際際まで来てのハイテンション演奏を見せつける。その結果、当然⁉のようにトリプルアンコールに突入。
ここで、個人的に大好きな『飛行機』を久しぶりにやってくれた。
しかも『be master of life』で一度、会場のテンションをMAXにぶち上げた後にこの曲を持ってくるハイセンス。高低差ありすぎの乱気流が心地良かった(飛行機だけに✈)
ラストはaikoマンが「終わり〜」と絶叫してLLP25は大盛況で惜しまれながら幕を閉じた。
この日は1年のちょうど折り返しの日。
今ツアーは前半最後も千秋楽も大阪だった。
振り替えると今年の幕開けも大阪城ホールのカウントダウンライブ。
節目節目にキッチリとホームを大事にしてくれるお中元、お歳暮みたいなアーティストだ。
次の大阪はいつかなあ?と思っていたらエンディングで
「LLP26」のツアーと2年連続で今年の大晦日も大阪城ホールでカウントダウンライブが開催されることが相次いで発表された。お歳暮代わりのライブで暮れの元気なご挨拶だ。また未来の約束をしてくれて嬉しいなあと思いながらフェスティバルホールを出たら、薄曇りの隙間からストロベリームーンが見えた。