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タクノミクス|マーケットは、暴れん坊すら冷静にする

    Tak510

    4月の後半。市場は、久々に激しく揺れた。

    きっかけは、またもトランプだった。

    SNSでの強気な発言。利下げを迫る圧力。関税をめぐる強引な方針。
    世界中がその“言葉”に反応し、株も為替も、金利までもが大きく動いた。

    米国では一時、株安・ドル安・債券安の「トリプル安」。
    マーケットの信認が揺らぎ、長期金利は4.2%台から4.5%台へ急騰。
    日本でも日経平均は一日で1754円も下げた。

    恐怖指数(VIX)は跳ね上がり、SNSでは「世界恐慌だ」「リーマン級だ」と煽る声が溢れた。

    でも、13時間後。
    トランプは発言を翻す。

    「上乗せ関税は、90日間停止する」

    ちゃぶ台を返すように、政策は一転した。

    ⸻

    ここで注目したのは、“何がトランプを止めたか”という点だ。

    それは、おそらく「金利」だった。

    株価が落ちても、為替が動いても、耐えることはできる。
    でも金利が跳ね上がると、アメリカ経済全体の根幹が揺らぐ。

    どんなに強気な姿勢も、マーケットの反応を前にしては軌道修正を迫られる。
    それが今回の急変ぶりから見えてきた冷静な背景だった。

    ⸻

    その一方で、投資の世界ではもうひとつの動きも起きていた。

    コモンズ投信やひふみ投信といったファンドが、キャッシュ比率を10%以上に上げたという。
    要するに、今の相場を「一旦引いて見る」判断をしたということだ。

    もちろん、その姿勢は間違っていない。
    守りを固める判断が求められる局面はある。
    けれど、僕自身は少し違う感覚を持っていた。

    今の相場は、どちらかと言えば「感情に巻き込まれた先」で、
    すでに大きな悲観は織り込まれつつある。

    急いで動くことよりも、
    ポートフォリオに“構造的な強さ”があるかを信じて、動かずに待つ方が、
    結果的に強さを発揮する場面もある。

    ⸻

    結局、マーケットはどこかで冷静だ。

    暴れん坊がいたとしても、
    金利は動くし、構造は効いてくる。

    だから僕は、焦らずに見ることにしている。

    熱狂ではなく、観察を。
    反応ではなく、記録を。

    ⸻

    2025.05.01

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    Tak510

     
     
    仕事に追われる40代サラリーマンです。家族と未来のために、FIREを目指しながら、物語と投資で少しずつ人生を変えていきたい!!週次で自分の進捗を小説風に更新していきます。相場分析も合わせて実施し、これも週1,2回書いていきます。

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