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空き家再生|父と娘のDIYリフォーム|外壁の塗り替えの巻①

    ほうこ

    「この色に飽きたから、塗り替える。まずは、自分ちをするからそのあとにこっち(空き家)をする」
    と宣言していた父。

    実家の現在の色は、やや赤っぽい。

    「今度は黒っぽいのがいいよ。焼杉みたいでカッコいいよ」
    というと、
    「焼杉なんだが……」
    と父。

    え?全く知らなかったですけど……。
    焼杉もどきに色でみせかけようと思ったら、正真正銘の焼杉だったらしい。

    これはこれは失礼しました。てへ。

    焼杉って黒っぽい外壁のイメージがあったけれど、それはイマドキの色にしてあるだけなのだろうか?
    それとも、父が杉板を焼杉と思っているだけなのだろうか?
    謎は深まったけれど、まあそんなことはどっちでもいい。

    黒っぽくカッコよくしたい。

    「ペンキの下見しとこうか?」
    フローリングの板を追加で購入するため、ホームセンターに行った際にペンキコーナーにも誘ってみた。

    黒はあまりにもドきついかも……と思い、こげ茶を推薦。
    色に関しては、異議ない模様。

    以前も使ったことがあるというサンデーペイント 水性ECOアクアとその価格を写メし、帰宅。

    ナフサの関係で品薄になっても困るので、早めの確保をしとかなきゃ。
    2軒分の塗り直しなので、量も多い。
    余ったら、室内の柱もそれで塗ってしまおう。

    ネットで調べたら、店頭より安いショップを見つけたので、ポチリ。

    これで、いつでも外壁塗りにはいれます!

    「でもね、高齢者なんだから、無理はしないでいて。
    はしごから落ちたら、元も子もないよ。
    旅行にも行けなくなるよ」

    何度も念押ししたけれど、
    「大丈夫だ」
    といって聞かない。

    「高いところはわたしがするけど…わたしで届くのだろうか?」
    というと、
    「大丈夫だ。母さんもしてた」
    っていう。

    いや、そういう問題じゃなくて…
    年明けから膝が悪くなって、歩くことは支障なくなったけれど、段差や階段はまだ痛みが残っているので、慎重に上り下りしている。

    だから、ひょいひょいとはしごで作業することが怖いんだよね…。

    まぁ、わたしはぼちぼちのペースでやろうと思っていた。
    そして、「お前が住むんじゃない」と言われたことで、少々「空き家再生」から距離を置こうと思っていた。

    それなのに、今日、外出先から戻ったら、すでに塗り始めているじゃあ~りませんか!

    しかも、自宅からではなく、空き家から!? 
    そっちが先? 宣言していた順番違うよね?

    ってか、暇なの?
    やるって決めたから、仕方なくやってるの?
    やりたくてうずうずしてやってるの?

    ああ、まあ、それはどうでもいいや。
    梅雨に入る前にやっといた方が安心かも。

    日に当たっているせいか、思っていたよりも明るいこげ茶。
    う~~ん、ちょっとかっこよいという程ではないな……
    でも、現状のサッシとか雨戸の色とはマッチしているな……。
    まあ、現状よりは確実にいいよね、落ち着いている色だ。

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    目立つところから塗り始めている父


    我が家よりかっこよくなられても、それはそれで悔しいので(笑)
    それぐらいが、ちょうどよい。

    父にも
    「塗り始めたんだね」
    と声をかけた。

    午前中に洗い流し、午後から塗り始めたらしい。
    あえて、明日の予定は聞かないことにした。ちゃんちゃん。



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    50代おひとりさま。ポンコツ街道まっしぐら。 小さなおうちで、シンプルな暮らしと庭時間を楽しんでいます。 過去の自分に会いに行くエッセイ「あの日のわたしに会いに行く」、人生の後半戦を綴る「おひとりさまの老後」を中心に、暮らしや心の記録、くすっと笑える短編エッセイを綴っています。

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