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空き家再生|父と娘のDIYリフォーム|フローリングを貼るの巻⑨

    ほうこ

    作業7日目。
    最終仕上げとチェック。

    いよいよ下山ですよ。

    床に残ったボンドをふき取りながら、傷の多さに凹む。

    でも、もっと衝撃的な凹む状況を発見。

    見習いのわたしが打ったかくし釘がななめに入り、フローリングから顔をだしそうになってしまったのを親方がフォローし、大丈夫かと思われていた場所が、なんと釘の先が飛び出しかけていた。

    これは、危ない。

    すぐさま父へ報告。
    すぐに対応してくれたけれど、またまた強引に釘を抜き去る。
    そして、木工ボンドをいれこみ、
    「これで様子をみよう」
    と。

    失敗は早めに対処しないと、後からの方が修正が大変になるのに、やっぱりな・・・と残念な気持ちになる。

    そして、今回の処置も本当にそれで大丈夫なのか??ともやもやしている・・。

    他の箇所の傷や凹みも併せて、経過観察と対処の検討が必要。


    でも、新しい床は、とても気持ちがいい。
    寝っ転がれる~♪

    そして、今まで伯母宅ではあるけれど、「他人様の家」だったものが、父といっしょにリフォームしたことで、「父とリフォームした家」という思い出ができ、愛着もわいてきた。

    「暇つぶしにぼちぼちやろう」っていって始まった作業も、なんだかんだと根をつめてやるところとか、似たような性分だな~と思いつつも、仕上げのアプローチが違うところとか世代なのか個性なのか、興味深かった。

    父は、元々あったように再生したい「リフォーム」の考え方に近いのだろう。
    わたしは、もっと使い勝手をよくしたい「リノベーション」の考え方。

    わたしがみているリノベーションした姿。
    その構想を具現化したいんだ。


    「けがをしないと落ち着かない、俺はおっちょこちょいなんだ」
    という父の自己認識も初めて知った。

    わたしが、子どもの頃、「おっちょこちょい」っていわれていたのは、この人の血が流れていたせいか・・と思った。
    わたしは克服したぞ(多分)

    そして、ふたりとも、この床を誰かにどやりたい。
    そんな気分の夜だった。

    父は、「娘がひとりでつくった。俺はのこぎり部隊」とわたしに花をもたせてくれる言葉で、どやりたいんだな~と。

    わたしは、
    「80代の後期高齢者とふたりでつくった。
    なんだかんだいって、親孝行でしょ?」
    「みんなが『価値なし』と判断した家、再生できそうでしょ?」
    ってことをどやりたい。

    とりあえず、お疲れ!乾杯!
    そのうちに、仲間を呼んで、ここで飲み会しよう。

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    50代おひとりさま。ポンコツ街道まっしぐら。 小さなおうちで、シンプルな暮らしと庭時間を楽しんでいます。 過去の自分に会いに行くエッセイ「あの日のわたしに会いに行く」、人生の後半戦を綴る「おひとりさまの老後」を中心に、暮らしや心の記録、くすっと笑える短編エッセイを綴っています。

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