メインコンテンツへスキップ
見出し画像

空き家再生|昭和の家が令和で生きる道|ダイニングキッチン編①

    ダイニングキッチンの壁が随分と黒ずんでいた。

    この汚れは耐えられない。
    クロスの貼り替えが必須!と思っていた。

    だから、喜んであれやこれやとサンプルを集め、クロスの品番まで決めていた。

    そして、いざ業者さんに現地調査をしてもらうと
    「これは、クロスではないから、クロスを貼るにはべニアを貼ってその上にクロスを貼ることになりますね」
    と言われた。

    クロスではない…?
    思いがけない言葉に、頭が真っ白になる。

    どうやら、おしゃれな化粧べニアだったらしい。

    「べニアを貼ってから、クロスを貼る」よりも、最初から化粧べニアを重ねて貼ればいいんじゃないかという作戦を思いついた。
    もちろん父とDIYだ。

    父もそのつもりだった。

    ところが、その翌日。
    「ペンキを塗ろうかねえ」
    と言い出す父。

    「どうせ化粧べニアを貼るつもりなんだから、ダメ元でペンキを塗ってみてもいいかもね」
    などと、適当に返事をしていたら、早速お試しに塗った模様。

    「大丈夫そうだ」
    と自信満々。

    やばい。
    早く色を決めないと、コーディネートが崩れる!!
    と焦った。

    Geminiにコーディネートの相談をする。
    化粧べニアに直接ペンキを塗るとよろしくないという。
    しかも、汚れを落とさずに塗ってしまうと、汚れが浮いてくるらしい。

    「先に壁をきれいにしなくてはならないらしいよ」
    と父に伝え、作業を中断させる。

    そして、壁の汚れと戦うべく、セスキを片手に、いざ出陣。

    セスキスプレーをすると、みるみる茶色い水が流れていく。
    ふきとりをしたら、見事なほどに汚れが落ちる。
    力いらず。

    これは、楽しいぞ♪

    2時間かけて、ダイニングキッチンの壁を拭きあげた。

    もうペンキ塗らなくてもいいんじゃね?
    大満足で作業を終えるわたし。

    父も同感だった。
    すると、
    「天井も掃除するか!」
    と父。

    「…え?天井見あげて、脚立の上で作業するの、嫌だ…」
    思わず即答してしまう。

    「俺がするから」

    その言葉どおり、翌日には作業を終えていた。

    でも、残念ながら、天井のしみは広がったように見える。
    やはり、天井はプロの出番となりそうだ。



    この記事が参加している募集

     
     
     
    50代おひとりさま。ポンコツ街道まっしぐら。 小さなおうちで、シンプルな暮らしと庭時間を楽しんでいます。 過去の自分に会いに行くエッセイ「あの日のわたしに会いに行く」、人生の後半戦を綴る「おひとりさまの老後」を中心に、暮らしや心の記録、くすっと笑える短編エッセイを綴っています。

    あなたへのおすすめ