
おひとりさまの老後|あちらとこちらの間|葬儀の事前相談
もう4年前になるという。
葬儀の事前相談に伯母は行っていた。
家の片づけも、エンディングノートもやろうという気配はあった。
でも、どちらも気配だけで終わっていた。
きちんと形になっていたのは、この葬儀の事前相談だけ。
これが彼女の唯一の終活といえる。
その内容の確認も兼ねて、事前相談に行った。
わたしと父だけの参列でいい、と言っていた伯母。
小さな小さな家族葬だ。
それでも、結婚式でもあげるかのように自分の最後の式をプランニングしていた。
ピンクの骨壺にピンクの遺影額、ピンクのカトレアを希望していた。
ピンクの骨壺、最高級品やないか~い。
イマドキは、茶壷のような小さな骨壺が人気らしい。
入りきらないよな…と思っていたら、「入る分だけをいれる」という考えらしい。
そして、それをそのまま自宅に置いておくお手元供養というのが増えてきているという。
お墓や納骨堂に行かなくても、自宅でお墓参り。
ん?それならば、仏壇といっしょでは?
と思ったけれど、遺骨がどこにあるかってことか…。
仏壇も置かず、この骨壺と写真だけ。
骨壺もきれいなので、コンパクトで、スタイリッシュ。
ミニマリスト向きではある。
でも、わたしはまだ骨壺を自宅に置くことに抵抗があるので、しばらくはお墓にみんなでいてもらおうと思う。
さて、骨壺は、最新の小さなものか、はたまた最高級品の大きなものか…