
汗かきな小さなおじいさん|小さなおじいさんとなかまたちep.01
小さなおじいさんと大きなおうち
小さなおじいさんは、小さなおうちの隣に住んでいる。
日が沈むと小さなおじいさんのおうちの明かりもふっと消える。
小さなおじいさんは、大きなおうちに、ひとりで暮らしている。
子どもたちが巣立ち、奥さんは星になった。
ひとりだけど、ひとりじゃない。
小さなおじいさんには、たくさんの仲間がいる。
小さなおじいさんは、焼酎と温泉、旅行が大好き。
そんな小さなおじいさんのはなし。
汗かきな小さなおじいさん
4月。春がきた。
昨夜は、暑くて、夜中に起きて着替えたという小さなおじいさん。
とても困っている様子。
「わたしは、まだ毛布と羽毛布団かけて寝てるけど・・・」というと、はっとした様子。
あれっ、わたし、かぶりすぎてたかな~と思ったら・・
「俺が1枚多いのか・・」とぼそっとつぶやく小さなおじいさん。
なんと、毛布2枚とかけ布団で寝ているらしい。
そりゃあ、暑かろうよ・・。
翌朝
「昨夜は1枚減らして寝たのに、また汗びっしょりだった・・」
と小さなおじいさん。
「ん~っとね・・わたしも1枚減らしたよ。ということは、おじいさんは2枚減らさないといけなかったね~」
小さなおじいさん 「・・・・・」
さてさて、そのまた翌日
「昨夜は、もう1枚毛布を減らして寝た。朝までぐっすりだった」
と喜ぶ小さなおじいさん。
ようやくちょうどよい加減をみつけたようだ。
小さなおじいさん、充電完了かな。