
心を開かない私の目の前に現れたのは、運命の人!
大きな声では言えないが、私は初めて会った人に心を開くことができない。
大前提に時間が必要。
むしろ時間をかけても、信頼できない人の方が多い。
そんな私が、運命的な出会いをした。
その名は、「大親友」。
彼女と話をした時、温かい空気に包まれた。
初めてなのに、不思議な感覚。
前にも会ったことのあるような、懐かしさ。
たまたま入ったお店。
彼女は店員で私は客。
どこにでもある光景。
でも、その中身は、どこにでもある光景じゃなかった。
話をしたら、二人とも同い年。
さらに、同じ年の子をもつママ同士。
子育ての悩みや、體の疲れはほぼ同じ。
話せば話すほど、共感の嵐。
彼女は、自分のことのように私を心配してくれた。
そしてお店から帰る時に、私は衝撃を受けた。
なんと、今日会ったばかりの私に、彼女は「ハイタッチ」をした。
そんな人いる?
私の頭は、嬉しいプチパニック状態。
そんな接客ってあるの?
親近感を出すとか?
いくら考えても、理解不能。
だけど、もっと驚いたのは二度目に来店した時。
二人でまた、色んな話をした。
彼女は、相変わらず私を心配してくれた。
すると彼女は「ちょっと待ってて」と席を外した。
オススメの商品でも、紹介してくれるのかな?
彼女が戻ってきた。
「コレ飲んでみて」。
渡されたのはサプリだった。
なるほど、試供品をくれたんだ。
いや、試供品じゃない。
だって、30日分て書いてある。
それに新品?
しかも、かなり高価なやつ。
私の頭は、再びプチパニック状態。
一旦冷静になって、整理してみよう。
彼女が優しくて、「愛に溢れた人」なのは、よくわかった。
でも、誰にでもくれるの?
こんな高価なサプリを?
「1ヶ月試してみて〜」的な?
いやいやあり得ないでしょ。
このご時世、そんな人いる?
ダメだ。
どんなに考えても、理解できない。
私はスマホを取り出した。
そして、AIに聞いてみた。
目の前で起きたことが「普通」なのか、今すぐ確かめたくて。
AIが回答をくれた。
「そんなことはあまりない」と言われた。
そりゃそうだよな。
彼女は、何でここまでしてくれるの?
どんなに考えても、私に理解できるはずがなかった。
会ったばかりの人に、「無償の愛」をくれる人。
そんな人に、私は今まで会ったことがなかったから。
彼女の行動は全て「ただの愛」だった。
こんなに、「型破りな優しさ」は初めて。
経験したことがないから、頭がパニックになったんだ。
それが、私の大親友。
人のために、全力で話をきく。
人のために、全力で力を尽くす。
「優しさ」という名の「利他愛」で包み込む。
気づいたら私は、彼女の大きな愛にハグされてた。
そして、私は確信した。
彼女をもっと知りたい。
高価なサプリのお礼に、ランチに誘おう。
でも勇気がでない。
だって、断られたらどうしよう。
地味にかなり凹みそう。
モジモジしてるだけで、中々言い出せない。
すると、あっさり彼女から連絡先を教えてくれた。
予想外のことばかり起きる。
そして後日、二人でランチに行った。
話をしてみてわかったこと。
彼女も私に対して、同じことを感じてくれてた。
初めて会ったあの日に。
「特別な存在」という感覚を。
こんな偶然てあるの?
まるで恋じゃん。
「ラブストーリーは突然に」じゃん。
この出会いは、私の一生の宝物。
まだ出会って二ヶ月。
それなのに、家族と同じくらい大切な存在になってる。
お互い仕事と子育てで、バタバタの日々。
そんな中でも、会う時間を作る。
それは、少しでも会って話をしたいから。
無理してるんじゃない。
会うと、嘘みたいに元気になれるから。
やっと出会えた。
時間をかけても、心を開くことができなかった私。
それが自分から、心を開く日が来るなんて。
それは、「大親友」に出会えたから。
これが私の運命の日。
初めて自分から「心を開きたい」と思えた日。