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救世主と理解者の攻防

     pao

    「僕って君の理解者なんだよ」
    「なんだ、唐突に、、俺だってお前を理解していると思うが」
    「違うね、君は僕の理解者なんかじゃない」
    「なに、、」
    「理解者じゃない、救世主なんだ。
     君は、たとえば僕がどうしようもない破壊神で、悪魔になったとしても、僕を見捨てないだろう?」
    「いや、そこは距離を取らせてもらう」
    「じゃ、僕がだめだめのスライムだったとしてもLV99のスーパースライムになるまで面倒見てくれるだろう?」
    そうだ、君はそんな奴なんだ。世界の救世主なんだよ」
    「・・・・なにが食いたい?」
    「なに、唐突にってバレた?」
    「腹減ってるなら素直にいえ」
    「お腹空いてるしお金もない」
    「なにに使った、ま、言わないだろうがな」
    「うん」
    「どうでもいいが俺を"理解者"から外すな。おまえをよくわかってると思うが?」
    「"理解者"なんていらない。そんな気持ち悪い物」
    「おまえ、」
    「理解なんてしていらない、ただ救ってよ」

    (ボクノココロヲ)

    「僕の胃袋をね」
    「ラーメンか」
    「チャーハンセットで」

    (きこえるものはしかたないだろ、悲鳴が)

    「やっぱり君は救世主だよ、今日も世界は救われた」
    「奢ってない、貸しただけだ。今までの分もちゃんと返してもらうからな、食い逃げは許さん。」
    「君が言うと逃げれる気がしない」
    「そうか、さすが理解者だな」

    ((あたりまえだ))

     
     
     
    にゃんこ2人が何より愛しい文章書き。肉球でパシパシ邪魔されながら、ポツポツとキーを打つ毎日です。日々彼らからもらう幸せを形にできたらと、せっせと言葉を繋げています。 マガジン始めました。連載小説は全四部構成で、各部ごとにマガジンにまとめています。

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