時差式の信号は赤怪獣もウルトラマンもいない夕焼け
映画館を出る。映画には日常が切り取られている。もしかしたら、この街のどこかにいるかもしれない人々が描かれる。
『ラストマイル』を観た。プラットフォームビジネスの末端に普遍的な日常がある。私達は末端に生きている。どんなに世界が大きくなろうとも、私が生きている日常は今ここにしかない。
映画館を出た。信号は赤。流れ続ける人と車。時差式信号の青のほうの人の優越感。
(いつだって私は待たされる。後回しにされ、無視される。)
時差式信号の赤のほうにいる人だけが見ることのできる夕焼けがある。
ムダなものデタラメなことダメなものみんなのび太に憧れてるじゃん