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「あなたは倢がありたすか」【50代】   私が思う"倢"ずいう人生のスパむス


    ■幎霢を重ねるず、倢は遠のくのか

    「あなたの倢は䜕ですか」ず問われたずき、即答できる倧人はどれほどいるだろう。

    若い頃は無数にあった倢も、幎霢を重ねるに぀れ珟実に抌し流されおいく。仕事、家庭、介護、子育お、健康 目の前の課題に远われるうちに、倢を語るこずすら「莅沢」に思えおしたう。

    だが私は思う。 倢は"持぀こず"そのものに意味がある。

    それが途方もなくおもいいし、手の届きそうな小さなものでもいい。倧切なのは「心に灯をずもす行為」であるこずだ。
    倢を持぀だけで、人はほんの少し背筋を䌞ばし、心身に若さを宿す。

    ■手が届きそうで届かない倢 "20代の肉䜓を取り戻す"

    たず私の倢のひず぀は、20代の肉䜓に近づきたいずいうもの。

    もちろん完党に取り戻すこずは䞍可胜だろう。
    しかし「疲れにくい身䜓」「少しでも匕き締たった身䜓」は努力次第で実珟できるかもしれない。

    ゞムに通う時間はない。
    だがストレッチや筋トレ、りォヌキング。
    毎日の積み重ねで、少しず぀"あの頃の自分"に近づいおいく。
    倢があるからこそ、今日の䞀歩を螏み出す力になる。

    この倢を抱いおから、階段を芋぀けるずなぜか゚レベヌタヌより先に足が向く。コンビニぞの道のりも、少し遠回りしお歩くようになった。
    「今日も倢に近づいた」そう思えるだけで、日垞の些现な行動に意味が生たれる。

    ■次なる倢 "富士山に登りたい"

    富士山。
    日本人なら䞀床は登っおみたいず思う山だろう。

    私にずっおはただ未知の䞖界で、登山ずいえば高尟山くらい。
    初心者に等しい。
    だが、だからこそ挑戊したい。

    䜓力づくり、装備、知識。すべお必芁だ。
    䞀朝䞀倕で叶うものではない。
    だが倢があるから、日々の生掻に「準備」ずいう意味が生たれる。
    倢は行動の理由になるのだ。

    以前、スポヌツショップに足を向けた時のこず。
    店員さんに初心者向けの装備を聞いおいるず、同じ幎代の男性が「去幎初めお富士山登ったんですよ」ず声をかけおくれた。
    「50代からでも党然間に合いたす」その蚀葉が、胞の奥で小さく燃え䞊がった。

    ■途方もない倢 "宇宙を䜓感したい"

    珟実的にはたず䞍可胜だろう。
    だが私は倢芋る。
    い぀か宇宙に行っおみたい。火星をこの目で芋おみたい。

    想像を絶する環境であり、人類にずっおもただ遠い堎所だ。だが、倢だからこそ描ける。䞍可胜を願う自由こそ、人間の特暩だず思う。

    宇宙飛行士の野口聡䞀さんがSNSでシェアする宇宙からの地球の写真を芋るたび、心が震える。あの青い星を、い぀か宇宙から眺めおみたい。民間宇宙旅行が珟実になり぀぀ある今、もしかしたら、もしかするかもしれない。そんな淡い期埅すら、生きる掻力になっおいる。

    ■身近で切実な倢 "颚呂にゆっくり浞かりたい"

    介護の珟実の䞭で、私のささやかな倢は「颚呂にゆっくり浞かるこず」だ。

    父の介助、母の入济、家族の順番が終わっおようやく自分。
    冷めた湯に浞かるのが日垞だ。

    だからこそ、ただ䜕も考えず、肩たで熱い湯に沈み、がヌっず空を眺めたい。そんな小さな倢が、いたの私にずっおは䜕よりの莅沢に思える。

    枩泉旅行の雑誌を眺めながら、「い぀か䞀人でのんびり行けたらな」ずため息を぀く。たったそれだけの時間が、今の私には宝物のように思える。
    小さな倢だからこそ、叶ったずきの喜びは蚈り知れないだろう。

    ■倢を語るこずの勇気

    呚りを芋枡すず、倢を語るこずを恥ずかしがる倧人が倚い。

    「この幎になっお䜕を蚀っおるんだ」
    「珟実を芋ろ」
    「身の䞈に合わない」

    そんな声に抌し切られお、心の奥にしたい蟌んでしたう。だが、倢を隠すこずで、人生の色圩は確実に耪せおいく。

    私は敢えお倢を声に出す。家族に話し、友人に語り、時にはSNSで発信する。するず䞍思議なこずに、同じような倢を持぀人たちず出䌚えるのだ。「私も富士山登りたいんです」
    「宇宙、ロマンですよね」
    そんな共感の茪が、倢をより珟実味のあるものにしおくれる。

    ■倢は"人生のスパむス"だ

    倧きな倢も、小さな倢もある。珟実的なものも、途方もないものもある。

    倧切なのは「倢を語るこずをあきらめない」こずだ。倢は叶うかどうかではなく、持぀こず自䜓が人生の匵り合いになる。

    料理に䟋えるなら、倢は塩でも砂糖でもない。スパむスなのだ。それがあるだけで、平凡な毎日に銙りず深みが生たれる。倢のない人生は、スパむスのない料理のようなもの。栄逊はあっおも、心を満たしおはくれない。

    ■51歳だからこそ芋えおきたもの

    若い頃の倢は、埀々にしお「成功」や「承認」ず結び぀いおいた。有名になりたい、お金持ちになりたい、認められたい。
    だが50代の倢は違う。
    もっず内偎から湧き出る、玔粋な欲求に根ざしおいる。身䜓を動かす喜び、矎しいものを芋る感動、静寂の䞭での安らぎ。そんな本質的な幞せに向かっおいる。

    幎を重ねるこずで、倢はより研ぎ柄たされおいく。無駄な装食を削ぎ萜ずし、本圓に倧切なものだけが残る。これこそが、倧人の倢の醍醐味なのだず思う。

    ■倢を実珟する小さなステップ

    倢は倢のたたで終わっおもいい。
    だが、少しでも近づく努力をするこずで、日垞がより豊かになる。

    20代の肉䜓を取り戻す倢があるなら、今日から5分でもストレッチをする。富士山に登りたいなら、近所の山から始める。宇宙ぞの憧れがあるなら、プラネタリりムに足を運ぶ。ゆっくり颚呂に浞かりたいなら、家族に「30分だけ」ず頌んでみる。

    小さな䞀歩が、倢ず珟実の距離を瞮めおくれる。そしおその䞀歩を螏み出したずいう事実が、自分自身ぞの小さな誇りずなる。

    ■倢を持぀こずの副䜜甚

    倢を持぀ず、䞍思議な副䜜甚が起こる。

    呚りの人の倢にも敏感になるのだ。息子の進路の話、友人のちょっずした呟き、テレビで芋る挑戊する人々の姿。すべおが自分事のように感じられ、応揎したくなる。

    倢を持぀人は、他者の倢を吊定しない。なぜなら、倢の尊さを知っおいるからだ。そうしお、人ずの繋がりもより深くなっおいく。

    ■これからの人生蚭蚈

    残された人生の時間を考えるず、すべおの倢を叶えるこずは難しいかもしれない。だが、倢を持ち続けるこずはできる。そしお、その䞭のいく぀かは珟実になるかもしれない。たずえならなくおも、倢を抱いおいる時間そのものが、人生を豊かにしおくれる。

    介護の合間に芋る倕日、ストレッチ埌の心地よい疲劎感、富士山の写真を眺めながら飲むコヌヒヌ。
    倢があるからこそ、これらの瞬間がより特別になる。

    だから、私は今日も倢を描き続ける。
    20代の身䜓を少しでも取り戻す倢を。富士山に登る倢を。
    宇宙に行く倢を。
    颚呂にゆっくり浞かる倢を。

    そしお皆さんにも問いたい。

    あなたには、倢がありたすか

    もし忘れおしたったなら、今から探しおみおください。
    小さくおも倧きくおも構いたせん。
    倢は幎霢制限がない、人生で最も自由な領域なのですから。

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    EX-FAX-CENOTE執筆家
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    X@zdocomo  note/exfaxce
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    このnoteは、EX-FAX-CEずいうロスゞェネ氷河期第䞀䞖代である䞀人の50代男の「人生劇堎」です。 介護、仕事、50代の倱敗、昔の蚘憶、笑える脱線。 ただ人生を間に合わせようずしおいる日々を残しおいたす。 ✹Kindle著者note連続投皿810日超

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