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「それわたしが䜜ったんだよ」長野五茪メダルを手がけたレゞェンド職人さんに出䌚った話 無蚈画芪子の北陞長野旅行 第17ç« 

たたたた入った老舗の挆噚店。「これ長野五茪のメダルだよ」「あ、それ僕が䜜ったんだよ」えええさらにミックスゞュヌスたでご銳走になっお 無蚈画旅が匕き寄せた、ずんでもないレゞェンド職人さんずの出䌚いの蚘録です。




長野五茪メダルを手がけたレゞェンド職人に出䌚った話

前回のあらすじ

諏蚪倧瀟参拝埌、お腹をすかせた私たちが匕き寄せられたのは、倖芳からしお「ただ者ではない」オヌラを攟぀焌肉店でした。
暖簟をくぐるず、そこは昭和そのもの。郜䌚なら「極䞊」ずされる厚切り肉が、1人前1000円以䞋で爆盛り  。お店の経営が心配になるレベルのコスパず、衝撃のコヌラ提䟛スタむルに驚かされたした。
事前の調べすぎでお店の倖芳を芋お尻蟌みしおいたら、この出䌚いはありたせんでした。䞋調べをしない旅にはリスクもありたすが、それを遥かに䞊回る「驚き」ず「感動」が埅っおいるこずを、今回の旅は教えおくれたした。


諏蚪湖の䜙韻から、䞀杯のワむンに導かれお塩尻ぞ

お腹がいっぱいになり゚ネルギヌも満タンになった私たちは、諏蚪湖をぐるっず䞀呚ドラむブしおみるこずにしたした。南偎のホテル近くを通りかかった際、「諏蚪湖花火」の倧きな垂れ幕が目に入りたす。お盆に開催された䜙韻でしょうか。花火奜きの私たち芪子にずっお、「い぀か絶察に芳に来たい花火倧䌚」ずしお心に刻たれたした。
その埌、塩尻たで戻りワむナリヌを蚪ねるこずに。向かったのは「五䞀ワむン林蟲園」さんです。



実は旅の途䞭の束本垂で、ずおも可愛いガラスカップに入ったワむンを芋぀けお飲んでいたのですが、それが本圓に矎味しくお  醞造元を調べお「ぜひ盎接買っお垰りたい」ず足を運んだのでした。

長野の思い出ず共にいただきたした




挆ずガラスが玡ぐ矎しさ。「䞞嘉小坂挆噚店」ずの出䌚い

ワむンを手に入れた埌、私たち倫婊にはどうしおも蚪れたい堎所がありたした。
それがある朚曜平沢方面ぞず車を走らせたす。険しい山々ず枅流に挟たれた山道を䞋っおいくず、芋えおきたのは「平沢重芁䌝統的建造物矀保存地区」。

挆噚店ず工房が䞀䜓ずなった歎史ある建物が立ち䞊ぶ、趣深い街䞊みです。
お目圓おのお店を探しお倧通りから䞀本奥に入るず、たるで「秘密の通路」のような玠敵な小道が珟れたした。

ワクワクしながら歩を進めた先にあったのが、「䞞嘉小坂挆噚店」さんです。


ここは、本来なら挆が付きにくいガラス玠材に独自の塗垃技術を確立した「挆硝子うるしがらす」で有名なお店。ガラスの光の透過性ず、挆の深みのある色圩が芋事に融合した䜜品たちに、以前からずおも惹かれおいたした。
店内に足を螏み入れるず、想像を遥かに超える矎しい挆噚の数々

どれも䞊品で掗緎されおおり、䞀目惚れの連続です。迷った末に、矎しいペアのビヌルグラスを賌入させおいただき、倧満足でお店を埌にしたした。





「それ、わたしが䜜ったんだよ」吞い寄せられた店内で起きた奇跡

「せっかくだから、もう䞀軒芋おみようか」
ず街を歩いおいた時のこずです。ある䞀軒の挆噚店の前に通りかかりたした。なぜそのお店に入ったのか、今でも䞊手く説明できたせん。たさに「䜕かに吞い寄せられるように」ガラガラず扉を開けたのです。

たる又挆噚店さん


玔和颚の萜ち着いた店内には、玠敵な挆噚がずらりず䞊んでいたした。その䞭で、ふず䞀぀の䜜品に目が留たりたす。


ん  五茪のマヌクが入っおいる。「NAGANO’98」っお曞いおあるぞ  
䞍思議そうに眺めおいる私に、店䞻さんが優しく声をかけおくださいたした。
「それはね、長野オリンピックのメダルだよ」

「そうですよね昔、長野で冬季オリンピックがありたしたもんね」
ず玍埗し぀぀も、なぜここにメダルが食っおあるんだろうず頭の䞊にハテナを浮かべおいるず、店䞻さんはニコリず笑っおこう蚀いたした。

「それ、わたしが䜜ったんだよ」

「えええヌヌヌ」

思わず店内䞭に響くような声が出おしたいたした。なんず目の前にいらっしゃるのは、1998幎長野冬五茪のプレれンテヌション甚メダル詊䜜・制䜜䞻任を手がけた、本物の凄腕職人さんだったのです
驚く私たちに、店䞻さんはさらに店内を案内しおくれたした。そこには山口県の有名な日本酒「獺祭だっさい」のボトルが食られおいたす。


「このグラスの持ち手に挆塗りの技法が䜿われおいるんですか」
ずお聞きするず、
「獺祭の最高玚ボトルの挆キャップ、あれもわたしが䜜ったんだよ」
  すごすぎる。凄腕なんお蚀葉では足りないくらいの、レゞェンド職人さんのお店に私たちは迷い蟌んでいたのでした。



ミックスゞュヌスずお茶、そしお䞊高地のラむブカメラ

驚愕する私たちに、気さくな店䞻さんは
「これからミックスゞュヌスを䜜るんです。良かったらご䞀緒したせんか」
ず、なんずお茶に誘っおくださいたした。そんな滅倚にない機䌚、お蚀葉に甘えおご䞀緒させおいただくこずに。
自家補の矎味しいミックスゞュヌスずお茶をいただきながら、楜しいお話がたくさん飛び出したした。
「䞊高地には行ったかいあそこは本圓にいいずころだよ」
実は䞊高地に぀いおあたり詳しくなかった私たち。画像を芋せおいただくず
「あここ芋たこずあるすごく綺麗なずころだ」
ず倧興奮。ハむキングにぎったりだず教えおいただきたした。さらに
「YouTubeでラむブカメラがあるから、䞊高地に行ったらカメラの前で手を振っおみなよ。蚘念になるからね」
ずチャヌミングなアドバむスたでいただきたした。
あたたかいおもおなしず楜しい時間に心から感謝し぀぀、蚘念に玠敵な挆塗りのボトルキャップを賌入させおいただきたした。
このボトルキャップは今でも倧切なわが家の宝物で、䜿うたびにあの枩かい時間を思い返しおいたす。


無蚈画だからこそ巡り合えた、レゞェンド職人さんずの奇跡のような出䌚い。最高の思い出になりたした。



たる又挆噚店っおなんじゃ

長野冬五茪のメダルや高玚日本酒「獺祭」の特別ボトルのキャップを手がけた挆職人・䌊藀 猛いずう たけし氏のお店工房です。
「1998幎長野冬季オリンピック プレれンテヌション甚メダル」も、たさに䌊藀氏が詊䜜・制䜜䞻任ずしお関わられた朚曜挆噚の技挆塗り・蒔絵が斜されたメダルです。
たる又挆噚店は、長野県塩尻垂の挆噚の町ずしお名高い朚曜平沢に店舗・工房を構える老舗挆噚店です。

䞻な実瞟ず特城

長野オリンピック挆メダル
1998幎長野冬季五茪においお、倧䌚史䞊で初めおメダルに挆工芞を取り入れるにあたり、挆蒔絵入賞メダルの詊䜜採択および制䜜䞻任ずしお埓事されたした。

「獺祭」最高玚ボトルの挆キャップ
海倖オヌクション等で話題ずなったチタンボトル入りや最高峰山田錊を䜿甚した特別仕様の「獺祭」にお、最先端技術ず挆工芞を融合させた挆塗りキャップを制䜜されおいたす。

䌝統ず珟代の融合
お怀や箞ずいった䌝統的日垞の噚だけでなく、腕時蚈の文字盀、オルゎヌル、アクセサリヌ、さらには金属やガラスなど異玠材ぞの挆塗りなど、新しい衚珟に挑戊し続けおいるそうです。





䞞嘉小坂挆噚店っおなんじゃ

長野県塩尻垂の朚曜平沢にある1945幎昭和20幎創業の挆噚工房です。䌝統的な朚曜挆噚の技術を受け継ぎながら、透明なガラスに挆を塗る革新的な「挆硝子うるしがらす」の開拓者ずしお党囜的に知られおいたす。

䞻な特城ず代衚䜜

ガラスず挆の融合「挆硝子」
本来は挆が付きにくいガラス玠材ぞの塗垃技術を独自に確立。ガラスならではの光の透過性ず挆の深みのある色圩・質感が融合した、新感芚の工芞品を生み出しおいたす。

圩り豊かな「癟色hyakushiki」
䞇華鏡か぀おの癟色県鏡をモチヌフにした看板ブランドです。赀、空色、緑などの鮮やかな色圩ず繊现な絵付けが斜されたワむングラスやボりル、盃などを展開しおいたす。

䌝統ずモダンが調和するデザむン
ガラス補品のほか、朚曜檜の曲物ず挆硝子を合わせたトレヌや、䌝統の錆土技法を生かしたマットな質感の噚など、珟代の暮らしに寄り添う倚様なアむテムを制䜜しおいたす。




五䞀わいんっおなんじゃ

五䞀わいん醞造元株匏䌚瀟林蟲園は、長野県塩尻垂の桔梗ヶ原に䜍眮する、100幎以䞊の歎史を誇る日本を代衚する老舗ワむナリヌです。

䞻な特城ず歎史

桔梗ヶ原メルロヌのパむオニア
1911幎明治44幎に創業者・林五䞀ごいち氏が桔梗ヶ原で開墟を始め、1951幎昭和26幎に長野県で初めお欧州系品皮「メルロヌ」の栜培に挑戊したした。凍害などの苊難を乗り越えお定着させ、桔梗ヶ原を䞖界的に評䟡されるメルロヌの名産地ぞず抌し䞊げる瀎を築きたした。


70幎を超えるメルロヌの叀朚
1951幎に初めお怍えられた長野県最叀のメルロヌの原朚が珟圚も自瀟蟲堎に息づいおおり、70幎以䞊経った今も元気に実を実らせおいたす。


「良いワむンは、良いぶどうづくりから」
創業圓時からのモットヌのもず、玄7ヘクタヌルの自瀟蟲堎や地元契玄蟲家で䞁寧に育おられたぶどうを䜿甚し、繊现か぀味わい深いワむンを造り続けおいたす。


盎売所ずぶどう畑
売店・工堎の奥には広倧な自瀟ぶどう畑が広がっおおり、各皮ワむンの賌入や詊飲、ブドり畑の景芳を楜しむこずができたす。




おわりに

思い返せば、この朚曜平沢での時間は「無蚈画旅」がくれた最高のギフトでした。
矎しい挆硝子の噚に魅了され、䜕かに導かれるように入ったお店で出䌚ったのは、オリンピックの歎史や日本の名酒に呜を吹き蟌んできたレゞェンド職人さん。初察面の私たちを枩かく迎え入れ、自家補のミックスゞュヌスを振る舞いながら笑顔で語っおくださった時間は、どんな有名な芳光地を巡るよりも深く心に刻たれたした。
あらかじめ完璧なスケゞュヌルを組んでいたら、きっず玠通りしおいたはずの路地やお店。䞋調べをしないからこそ生たれる「思いがけない奇跡」があるから、やっぱり旅はやめられたせん。
手に入れた玠敵なグラスず、職人さんの枩かい蚀葉を胞に、私たちの旅はただただ続きたす。
長野の山々に別れを告げ、お次は歎史ず豊かな自然が埅぀「岐阜」、そしお「滋賀」ぞ
次回からの西ぞ向かう道䞭では、䞀䜓どんな出䌚いず矎味しい食べ物が埅っおいるのでしょうかどうぞお楜しみに

いいなず思ったら応揎しよう