
どうして字書きが突然下手な絵を描きだしたのか
Twitterをフォローしている人は知っているだろうが、私はスマホやタブレットで絵を描いてアップロードするようになった。
十年以上文字書きとしてやってきており、本格的に絵を学んだことはない。というか今も真剣に学んでいるわけではない。ときどきイラスト講座は見ているが、気まぐれに描いて気まぐれに上げているだけである。
今日はなぜ私が絵を上げるようになったのか話そうと思う。
上手くなろうと努力をしていなかっただけで、息抜きに落書きはしていた。漫画絵のキャラクターではなく、オリジナルのゆるキャラを描いていた。それをときどき友達に見せることもあった。
本当はいろいろ描きたいものがあったのだけれど、それは描いてはいけない気がしていた。なぜなら私は絵が下手だからだ。
人間や背景を描くともろに絵の下手さがばれるので、恥ずかしかったのだ。
そんなある日、Twitterをだらだら見ているととある絵を見つけた。
それはかなりの特殊性癖の絵で、晒しのようになってしまうとよくないので具体的に名前は出さないが、100人中95人は「それのどこに性的な魅力が……?」と疑問を持つようなものだった。
だけどその人はとにかくその性癖の絵を書き続けていて、少ないながらも同じ性癖の人と話し合っているようで、とても楽しそうだった。
それを見て何だか自分が恥ずかしがっているのがばからしくなった。
どれだけ尖った性癖だろうと、その人は自分が描きたいから描き続けていて、バズったりはしないけれどそれを楽しんでくれる人もいる。
下手だからとか、描いたことないからだとか、そういう悩みがちっぽけに見えたのだ。
それから下手ながらも絵を描いてアップロードするようになって今に至る。
そもそも「絵を描きたいけど下手だから上げられない」と思っていた時間が無駄だったな、と気づいた。
だってほとんどの人は他人の絵が下手くそなことなんて気にしないんだもんよ。
簡単にいいねとかRTはもらえないかもしれないけど、タイムラインに下手な絵が流れてきてキレる人なんてほとんどいないし、いたとしてもやべーやつだから気にしなくてよかったんだよな。
それよりも作りたいものを形にしてみることが大事だ。形にしているうちに上手くなっていくこともあるだろう。
そういうわけで私は絵を気軽に描いて気軽に上げるようになった。みんなも気軽に上げちゃうといいんじゃないかと思う。