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10年ぶりのiPad

    iPad Air (2019)を購入しました。いわゆる第3世代iPad Air。Web制作にあたってiOS…正確にはiPadOS…の検証環境がほしくて、たまたま予算的にも無理なく買えるタイミングだったので買ってしまった。

    購入した5月28日は、奇しくも初代iPadが10年前の2010年に日本で発売したのとちょうど同じ日だったんですね。わたしはまさにこのとき最初のiPadを予約購入していて(当時のブログ記事)、それから両親に買ってあげたりもしたけれど、実は自分用のiPadはそれ以来しばらくご無沙汰でした。7インチAndroidタブレットのNexus 7だとか、仕事用のサブ機にSurface Pro 3、ファブレットに近い大きめスマホを乗り継いでいくうちに、すっかりAppleを離れて、最近のiPad事情に疎くなっていた。

    そんな折、まわりのお絵かき仲間にiPad Proを薦められる機会がたまたま続き、実際に触らせてもらったりして改めて興味を持った。とにかくApple Pencilがすごいんですよ。ペン状のツールというのはタブレット登場以来いろいろとあったわけだけれど、こんなにも遅延なく、筆圧に追従してくれて、なおかつ接地面とディスプレイのガラス分のギャップがないというのはまったく異次元の体験で、これなら欲しいなと思いました。

    ProかAirか

    とはいえこう、メインにWindowsやAndroidを利用している自分としては、買うとしてもiPadはあくまで補助的なデバイスになるので、そんなに際限なく予算はかけられない。

    初めは、今年発表された10.2インチiPad(第7世代)が34,800円でApple Pencil対応と聞いて、エッ安っこれでいいじゃんと思ったんだけど、どうもこれフルラミネーションディスプレイじゃないんですね。ガラス面の視差が解消されていないので、お絵かき用途を前提としたときに、今回そこは妥協したくない…。

    となると、ProかAirかということになる。Proは84,800円から、Airは54,800円からで、その場合、大きな違いとしてはApple Pencilが第2世代か第1世代かという点くらいで、調べた限り性能的には価格ほどの差はなさそうということが分かった。

    ならまあ、Airかなあくらいの感じでしばらくいたところ、たまたまAppleストアの認定整備済製品にiPad Airが出ていて、それが更に安くて46,800円(税別)とかなので、もうこれだっという。Apple Pencilが1万円ちょっとということを勘案しても、トータルだいぶお得感がある。

    整備済製品を買ってみて

    ストアの「整備済製品」、存在は知っていたけど利用するのは初めてで、どんなもんかと思っていたんですけど、普通に新品でしたね。2日で届いた。

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    新品というと語弊があるんだけど、製品の外装もバッテリーも、もちろんパッケージも基本一新されているという触れ込みなので、目視できるかぎりは完全に新品と同じでした。外箱が、よく見るとApple Certified Refurbishedと書いてある専用の箱というくらい。保証も1年間ついているので、今後もApple製品、欲しいものがここに出ていたらここで買おって思った。

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    オプションはストアで買うと納品日がちょっと伸びそうだったので、別途ヨドバシの通販で買いました。

    にしても10.5インチのiPad Air、大きい。大きいし薄い! Proと比較検討していたときはAirの大きさだと若干窮屈かなと思ったりもしたけれど、全然そんなことはなかった。そもそも現在絵を描くのに使っている板タブ…intuosのMediumサイズと比べても描画領域だけで言ったらiPadのほうが広いくらいなのだ。

    iPadが紙になった

    そしてとにかくApple Pencil、すごい。紙にペンで書くのと同じじゃん、みたいな感想がまったく大げさではないくらいの書き味で、まさにペン先からインクがにじみ出てくるのを錯覚するほどの反応の良さ。こういうことが、わずか6ミリの薄さの本体とごく普通のペンと同じ重さのBluetoothデバイスで実現するのだから、ただただ重いクソデカ鉄板だった初代iPadからの10年を思うと、技術の進歩に慄く。

    アプリ、ひとまず間違いないProcreateを購入しました。

    いざ触ってみると、思っていた以上にできることが多くて感心。特にブラシの設定項目の多彩さはクリスタに引けを取らないほどで、自分なりの好みを追い込んでいくにはしばらくかかりそうだ。

    また、わたしはPCで描くときもアンドゥや消しゴム、それに左右反転を多用するスタイルなのだけど、そのあたりの使い勝手がジェスチャコントロールのQuickMenuでほとんどすべて解消することも分かった。右手はペンで描きながら、左手を上下左右にタッチ&フリックする動作に好きな機能を割り当てられる。よくできているんですね。

    そういえば画面フィルム、個人的には液晶デバイス表面は何も貼らない主義なので今回も素で使っています。特段ツルツルしすぎて描きにくいってこともない反面、これに限っては、別のタッチも試してみたい気分もあり、評判のいいエレコムのペーパーライクフィルムを貼ってみてもいいかなとも思っています。まずはしばらく触ってみたい。

    なにしろ、昨日の今日なので新しいiPadに慣れるのに手いっぱいという感じです。設定画面のUIから何から様変わりしてしまって、辛うじてAirはまだホームボタンがあるから迷わないみたいなところもある。特にマルチタスクまわりでは相当いろんなことができそうで、手探りでやっています。

    タブレットテーブルも来る

    そして先日、広島の同人誌印刷会社である栄光さんがプロデュースするWebショップで、iPadでのお絵かき作業を想定したタブレットテーブルという製品が出て話題になっているということを知りました。

    またもや新商品開発中の栄光です。今回はiPad Proを擬似的に液タブに出来る作業台です!手を置きながら作業がしやすく、簡単に持ち運びも出来ます。
    もちろんこちらもお好みのデザインを彫刻出来るようにする予定ですが、どうでしょうか?是非アンケート、母数を増やすためのRTにご協力下さい。 pic.twitter.com/S58ae9MykB

    — 株式会社栄光(同人印刷) (@eikou_info) April 28, 2020

    いやこれ、まさしくアイデア商品ですよね。同じ用途でノートPCスタンドを活用している方がわりといるのは知っていて、でもこれを見るとAppleの公式アクセサリーとしてこういう製品が出ていないのが不思議なくらい。

    見ると、ちょうどiPad Airに対応する10.5インチモデルの再販が始まったタイミングのようなので、こちらも注文してみました。実際届くのは週明け以降になりそうなので、使ってみてまたなにか記事を書くかもです。


     
     

    R-9

     
     
    R-9 (EPX studio) / 1980年生まれ、横浜在住のフリーランスのWebデザイナー。テクノDJ、作曲・イラストなどの創作のほか、古楽、ピアノ、にじさんじ箱推し、相撲観戦、料理、旅行、自転車など趣味活動多め。小説『ニンジャスレイヤー』のファン(ニンジャヘッズ)です。

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