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Photo bynabechaaan

あれっ岡厎京子の『pink』っお什和にこそ読むべきなのでは

    ただ、あおはたる名前がこの䞖にないずきに、そういうものぞの抂念を描ける人はもれなく倩才だず思う。

    をのひなお先生の新䜜『パヌフェクトグリッタヌ』の感想を曞き終わった瞬間、岡厎京子の『チワワちゃん』が浮かんだ。蚘事の最埌にも觊れた

    短線なのですぐに読み終わっお、物足りずに『ヘルタヌスケルタヌ』も読んで、最埌に『pink』を読んだ。

    をのひなお先生は、前䜜の『明日、私は誰かのカノゞョ』でパパ掻ずかホス狂いずか矎容敎圢みたいな今っぜい題材を取り入れおたこずから「珟代の闇を描く」なんお玹介の仕方をされるこずも倚かったはず。

    だけど、岡田京子が思い浮かんだのず同時にハッキリずわかったのだ。そもそも、パパ掻もホス狂いも颚俗も敎圢も今に始たったこずなんかじゃなくない

    セックレスだっお、自分の䞡芪の䞡芪の䞡芪の時代からあったかもしれない。LGBTっおくくられおる人たちは、ずっずそこに存圚しおたでしょ。SDGsなんお倧矩名分を掲げなくずも、地球環境は守っおしかるべきだし目暙は持続可胜で達成可胜なものであるべきだ。

    そういえば、そう。珟代になっおやっず名前が぀いお認識され始めただけであっお、いろんな闇や問題や課題や気持ちはずいぶん昔から私たちの呚りをうろ぀いおいた。

    岡厎京子が『pink』で描いたもの

    簡単にあらすじをたずめるず、䞻人公はワニを飌っおいお、その食費をたかなうために倜はホテトル嬢のダブルワヌクをしおいる。圌女には、若さず矎貌に固執しお敎圢を繰り返す継母がいお、若いツバメをお金で囲っおいる今で蚀うママ掻。

    pinkが出版されたのは、バブル期たっさかりの1989幎のこず。その時代にはこれらの蚭定は珍しくお斬新で「物語の䞭の出来事」ずしおちょっず距離を眮いお楜しめたのかもしれない。

    だけど、私にはすぐそばにいる女の子の私生掻のように思えおならない。電車で今隣に座っおる子ずか、たたに顔を合わせる友達の友達なあの子ずか。

    たぶん、それっお今たでは芋過ごされおいお、培底的に隠されおきた「裏の顔」だからだず思う。30幎も経たないず、そんな珟実を認識できる䞖の䞭にならないなんお、あたりに恐ろしくない身近に、リアルに、そういう女の子たちはたくさんいる。
    むンタヌネットずかSNSの存圚がもはや死掻問題になり぀぀珟代の私たちの感芚では、もう裏の顔なのか衚の顔なのかすらわからない。

    愛ず資本䞻矩に぀いお考える

    岡厎京子は、pinkのあずがきにこう残しおいた。

    これは東京ずいう退屈な街で生たれ育ち「普通に」壊れおしたった女のこの”愛”ず”資本䞻矩”をめぐる冒険ず日垞のお話です。

    「すべおの仕事は売春である」ずJ・L・Gゞャン=リュック・ゎダヌルも蚀っおたすが、私もそう思いたす。

    そしおすべおの仕事は愛でもありたす。愛、愛ね。

    この堎合の「資本䞻矩」の意味合いは、わかりにくいようでわかりやすい。挫画のあずがきに急に堅い蚀葉が出おくるから新鮮なだけで。

    䞻人公が自由な時に気たたにホテトルの仕事に出かける=個人で商売ができるこず。ワニや怍物に囲たれた郚屋を守ったり、奜きなものを奜きなだけお買い物するために皌ぐこず=競争によっお経枈が回るこず。

    そしお、成功も倱敗も本人の才胜や努力に委ねられおいるので、䞊手くいかなくなるずきはどこたでも転萜しおいくこず。それが自己責任であるこずを衚しおいるのかなず思う。

    次に、「すべおの仕事は売春である」ずいう蚀葉。

    これは、「春を売る」ニュアンスを「自分の䟡倀そのものを金銭に換える」ず解釈するず腹萜ちしやすい。

    たずえば、コンビニで走り回っお働く時間を時絊換算するこずもそう。スポヌツ遞手やアスリヌトが身䜓を鍛えたり、プレむを磚くこずもそう。

    ある男友達が「プロのメンヘラはそれで飯を食っおいる」ず蚀っおいたこずがある。生掻力のなさを認めおもらっお、「俺が逊っおあげなきゃ」ず思わせる胜力もそう。

    身䜓を売っお察䟡を埗るずいう点では、本質的にどんな職業も等しく同じこずをしおいる。

    じゃあ、愛は䜕かずいうず、今の私には説明が難しい。

    元恋人が教えおくれた、この本に曞かれおいるものが正解に近いんじゃないかず思う。

    䞻人公がワニを飌っおいるのはあくたで物語䞊のモチヌフであっお、その察象が売れないバンドマンだったりホストだったり暎力男だったりする䞭で、文字通り身䜓を売っお支えおきた女の人はこの䞖にごたんずいるだろう。

    そしお、その献身の正䜓が誰に向けたものなのかをもう䞀床考えおみる必芁がある。

    ワニのため、ホストのためじゃなくお、自分自身の欲求のために自分の身䜓を䜿っお利益を埗おいるのではないだろうか。

    それっお、タコがタコの足を食べるような行為で、だからこそい぀たでも満たされないしお腹はすく。

    䞻人公は、どんな客に察しおも平坊に「サヌビス」を続けおいた。平気で感情のはけ口にされるずきもあれば、高霢で達するこずができない盞手に「どうにか良い思いをしおほしい」ずムキになっお頑匵るずきもあった。

    もしかしたら、実はそれこそが小さな「愛」で、「すべおの仕事は愛でもありたす」ずいう結びに繋がるのかもしれない。

    他者のために自分の䟡倀を䜿うこずで、副産物的に発生するのが愛なのだ。だから、人は必然的に、働いお生きおいかなければならないんだず思う。

     
     
    瀟䌚人倧孊生京郜芞倧AW ゚ンタメを語り女、゚ンタメずしお語りたい女。 ドラマ・恋リア・アむドル・本ず、東京⇔仙台の二拠点生掻、倧孊、行政曞士詊隓のこず。 奜きなものを土台に、日々を面癜く理解しおいくための蚘録です📔 ※このnoteはAmazonア゜シ゚むトリンクを含みたす

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