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オススメ子育て術『寝る直前のささやき法』

    私とは、真反対の人生を歩む娘がいます。
    私は若い頃に苦労し、50代から運勢が開ける“晩成型”らしいです。
    生年月日、手相、姓名判断―おもしろいことにどれをとっても、同じ答えが返ってきます。
    そして、幼い頃から父に「おまえは大器晩成型だ」と言われ育ったせいか、私は年を重ねることがイヤではありませんでした。
    年齢を重ねるほど自由になり、世界が広がっていく感じがしていました。
    まさに今が一番楽しいです。過去には戻りたくないという思いが毎日更新されています。

    けれど、今年53歳になった今ふと思います。
    大器晩成もいいけれど、若い頃から苦労せず、もっと気楽に生きられたら、人生をもっと楽しめたかもしれないと。

    私が若い頃苦労をしたのは、たしかに運勢や環境もあるかもしれません。
    けれど、一番の要因は、この性格だったように思います。

    私は極度の人見知りで、とても不器用な子どもでした。
    保育園では、教室に入るまでに1週間かかり、初日は園庭の隅から動かなかったそうです。
    小学校では、教室の隅でカーテンにくるまっていた記憶があります。

    年齢を重ねるにつれ人見知りはゆるみ、友達にも恵まれましたが、生きることにはずっと不器用でした。
    愛想よく笑えず、素直な気持ちを表現できず、その全てが生きづらさにつながっていました。

    だから私は、自分の子供には同じ思いをさせまいと決めていました。
    人生はもっと楽に、もっと楽しんでいいのだと。

    そんな私が娘にしたこと・・・
    それが『寝る直前のささやき法』でした。

    娘には笑顔で人生を楽しめる子になってほしいと思っていました。
    そんな願いを込めて、娘が布団に入りウトウトし始めた頃、耳元で
    「いつも笑顔でありがとう」
    「人生は楽しんだ者勝ちだよ」
    と何度もささやいていました。

    そのおかげか、娘は私と真反対の性格になりました。
    いつもニコニコ笑顔で、何事にも全力で取り組み、人生の全てを楽しむ子です。
    人が大好きで、誰からもかわいがられ、いつも「私は幸せ」と言っています。

    不思議なことに、姓名判断や生年月日をみても。私とは真逆で、若い頃から恵まれ、そのまま一生続くという運勢でした。

    もし私が子育てで、ひとつだけおすすめするとしたら、
    それは『寝る直前のささやき法』です。

    子どもがウトウトし始めたら、届けたい言葉をそっと耳元でささやきます。
    潜在意識に届くように、何日も続けるのがポイントです。

    起きている時に、あーしなさい、こうしなさいと言い聞かせても、その声はなかなか子供の心に届きません。
    忙しい毎日の中で、子供に丁寧に言葉を伝えるのは難しいものです。
    でも、寝る直前のささやきなら、ほんの数分で、まっすぐに心に言葉を届けることができます。

    子育てに、ぜひ取り入れてほしい方法です。

    #創作大賞2026 #エッセイ部門


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