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話を聞いてくれる上司と、聞いてもらえないと感じる上司。何がそんなに違うのか


    現場で起こっている問題

    これまで、様々な方と面談をする機会を頂いていました。

    面談に至る経緯は様々ですが、
    良くあるのは、
    上司に話をしても自分の話は聞いてもらえていないと感じての相談です。

    直属の上司や先輩が
    相談相手になれない環境で働くのは大変だと思います。

    孤立感を感じたり、
    プレッシャーや負荷を感じたり、
    これでは環境を変えたいと思うのも無理はありません。


    実際のケース

    以前、このようなことがありました。
    そのスタッフ(Aさん)は、
    店舗スタッフからも厄介者扱いされていました。

    みんなとは、少し視点が違うところからの意見が多かったようです。

    みんなもその人の発言の意図が
    汲み取れずにいたからかもしれません。

    その時も、
    「周りのスタッフからAさんの言動をなんとかして欲しい」
    と訴えがあったため、
    まずはAさんと話をしてみることにしました。

    面談という形ではなく、
    お昼休憩の一コマです。

    私
    「Aさん、入社してしばらく経ちますが、仕事には慣れましたか?」

    Aさん
    「前職とは異なる点もあり、
    最初は戸惑いもありましたが、
    皆さんから教えて頂いているので、
    助かっています。慣れてきたと感じています。」

    私
    「周りの皆さんと話をすることはありますか?」

    Aさん
    「そうですね・・・。
    異性と話をするのは苦手なので、
    なんとか相手に不快を与えないようにと
    工夫はしているのですが、難しいですね・・・」
    (そこから、10分程度、自分がどういう工夫をしているかの話が続く)
    ・
    ・
    ・
    (一通り話が途切れ、
    私からアドバイスをした方が
    良いかと思っていたところで)

    Aさん
    「話を聞いて頂いたら、スッキリしました。
    気にし過ぎていたかもしれないので、
    言動を改めます」

    私
    ???
    「ご自身で改めようと思ったことって?」

    Aさん
    「余計な一言を付け足してしまう癖があるので
    控えようと思っています。
    相手の作業の手を止めてしまうことになるので」

    私
    「では、そうしてみてください。
    一つアドバイスするとしたら、
    相手の方から教えて頂いたら、
    感謝の言葉を付けてみると良いです。
    忙しい中でも気にかけてくださっているわけなので」
    Aさん「そうですね。感謝の一言なら付け足しても良いですね」


    Aさんとの話を終えて

    私に訴えてきたスタッフに対して、
    Aさんの言動は、周りに対して、
    不快感を与えないようにという思いがあって、
    付け足していた彼なりの工夫だったこと、
    そして、
    話の後、付け足すことを控えようとされると
    おっしゃっていたことをお伝えしました。


    今回のケースが、
    話を聞いてくれる上司と
    聞いてもらえないと感じる上司の違いがわかる、
    印象的な例になるかと思って記事を書いています。


    優先しているのは、あなた それとも?

    話を聞いてもらえないと感じる上司は、
    話を聞くことよりも自分の方に意識が向いているので、
    相手の話は表面上で聞いてしまっていて、
    何をアドバイスするか、
    相手のどこが課題なのか、
    を見極めようとしてしまいます。

    そのような姿勢でいるので、
    相手が話をしている途中から
    自分が話す状況に変わってしまいます。

    そうすると、
    話が終わった後、
    相手は、話を聞いてもらうつもりでいたのが、
    なんだか一方的に言われて終わってしまった

    という印象が残ってしまうのです。

    立場上では、アドバイスをしたり、
    課題を見つけたりすることは必要かもしれません。
    でも、その姿勢は、相手ではなく立場を優先している上司です。


    必要なのは、安心

    話を聞いてくれる上司というのは、
    あなたが話をしている時でも
    安心感があります。

    別の表現をすれば、
    ゆとり・話しやすさ・心地よさ
    を感じるのかもしれません。

    今回のケースでも、
    相手の方は、
    堰を切ったように次から次へと
    話をしてくださいました。

    そういう相手の反応をみて、
    この人も色々と抱え悩んでいらしたのだな
    と感じられてくると、
    ただただ聴いていようという心境に自ずとなるのです。

    話を聞いてもらえると感じる上司とは、
    相手の心境を受け入れられる、
    心を迎えられる姿勢が
    優先されているのかもしれません。


    最後に

    あなたが、
    本当に話を聞いてもらえた
    と感じたのはいつでしたか。

    そして、
    その時、あなたはどんな心境でしたか。

    もしかすると、
    あなたが求めるリーダー像が
    わかるのかもしれません。


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