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拝啓 Liam Payne様

    中3の沖縄の修学旅行、バスの中。

    What makes you beautifulが流れた時、
    人生で初めての「一耳惚れ」に落ちました。

    人はとてつもない衝撃を受けた時のことを
    「雷に撃たれたように」などと表現しますが、
    まさにあの時のことでした。
    その衝撃の瞬間は今でも忘れません。

    ですがあの時はShazamはもちろんスマホもなく、「これは誰の曲なんだ!?」と興奮に包まれたまま修学旅行から帰り、それからすぐに自然に1Dの曲と知りました。

    そこからの数年間はもう1D一色の青春時代でした。

    大嫌いな英語は「boysの言ってることを知りたい」という思いから好きに変わり、
    部屋中に、持ち物全てに、1Dの色を見せ、頭の中は四六時中One Directionの事でいっぱいでした。

    中3の頃は受験勉強もほったらかしで、
    当時出ていた3枚目までのアルバムをひたすら繰り返し聴いて歌って、下の階にいる母親に怒られるということもありました。
    あの時、1Dと同じように歌いたいと、聞こえたままの英語を歌っていたので、今でも特に何も考えずに歌うことができます。

    それぐらい、Directionerでした。


    人生で初めてのライブも1Dでした。
    高一の時、チケットを取れなかった私は必死にTwitterでチケットを探し回り、仲良くなった年下のファンの子とライブに行きました。
    Cloudsを歌いながらステージに上がってきた時の、ドーパミンが限界を超えて放出した様な、自我を失う感覚。
    ずっと大好きで、遠くにいた人がそこにいて、
    私たちに向けて歌ってくれたことの喜びと感謝でいっぱいで泣きじゃくり、
    経験したことのない自分の感情と言動に驚きも覚えました。


    思春期の頃の私は精神的に不安定で、馬鹿にならない自殺願望を持っていた時期もありました。

    あの時の私は音楽が支えで、大きく分けて二つのアーティスト、Michael Jackson、そしてOne Directionが私の辛い気持ちの大部分を救ってくれました。

    そんな青春時代を一緒に駆け抜けてくれた人たちだからこそ、
    Liamの死は、遠い国にいる親友を失ったような気分になり、
    ショックで悔しくてどうしようもないほどに悲しいです。

    Liamはとても真面目で、繊細で、謙虚で、メンバー思いで、誰よりも1Dの再結成を楽しみにしていた人だと思います。そしていつも1Dのファンに向けて、再結成について言葉にして発信し続けててくれていました。
    ファンと触れ合う時の、心をふわっと温かく包み込むような愛情に満ちたあなたの笑顔を思い出すと、胸が苦しくなります。

    あなたに最後に会ったのは2018のPOPSPRING。
    久々にあなたの肉声が聞けて、ソロのアーティストとして歩き出したあなたの姿が見れて、また1Dの曲を一緒に歌うことが出来て、本当に幸せだった。

    またいつかライブに行けると思っていたし、
    何ならどこかで出会えると思っていました。

    あなたがいなくなってしまうなんて、思ってもいなかった。とても寂しくて、歌を聴くたびにまだまだ涙が止まりません。

    昨日、カラオケに行って1Dの歌だけを歌いました。
    こんなこともあったなーとか、この時こんなことで悩んでこれを見て癒されてたなーとか、
    書いて思い出すだけでも目に涙が溜まります。
    ビデオに映るあなたはいつも優しい笑顔でした。

    1Dに出会っていなければ、今頃は私は看護師になっていなかったし、カナダに行くこともなかったです。1Dがない人生が想像つきません。
    私だけでなく、私の周りにも、世界中のDirにも、同じ境遇の人がたくさんいます。

    今日、Liamの追悼式に参加しました。
    こんなにも多くの人たちに愛されていたんだと、
    空から見ていてくれているでしょうか。


    産まれてくれて本当にありがとう。

    あなたがどんな人であろうと、
    私はいつも心の底から愛しています。

    今は苦しみから解き放たれ、

    私たちの愛が天国までどうか届きますように。

     
     

    Emma

     
     
    カナダワーホリ/社会人6年目/ご飯と音楽

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