
ぼくとあたまのゴミおばけ|癇癪・不安・落ち着かない時のための絵本
こんにちは、えめです。
今回はいつもと趣向を変えて…
子どもが急に泣いたり、
わーってなったりする理由を、
脳科学をもとに絵本にしました。
私がいつも、我が子にも、
子育て相談の現場でも使うお話です。
是非、親子で読んでみてください🍀
「ぼくとあたまのゴミおばけ」
こんなことないかな?

ママのために
やさしくしたいのに
わーってなっちゃう

なんだか おちつかない
なんだか ふあんになる

こんなぼく
きらわれたかもしれない

だいじょうぶだよ
それは きみのせいじゃない

あたまに
ゴミおばけがいるせいなんだ

ゴミおばけは
あたまにゴミがたくさんあって
あたまのなかで そわそわしてる

ゴミおばけは
あたまのゴミを
ながしたらいなくなるよ

よくねたり
おみずのんだり
これで ゴミは
ジャーってながれるよ

ゴミおばけ
こわかったよね?

えいようをとると
だいじょうぶだよ
〈ゴミおばけにつよいえいよう〉
ビタミンB
タンパクしつ
おやさい

あとね
くう・ねる・あそぶ
この3つもだいじ

ゴミおばけは
きみをおそいたいわけじゃない
ゴミおばけも こわいんだ

ゴミがたくさんあると
しんぱいになるんだよ

ゴミおばけがいるとおもったら
おとなに そうだんして

ゴミをながす
さくせんかいぎをしよう

ゴミがながれたら
きっとゴミおばけも
あんしんするよ

だいじょうぶ
ひとりじゃないからね

【おうちの人へ】
この絵本は、
脳のゴミ(老廃物)と、
脳の回復を、
子ども向けに説明したものです。
脳は寝ている間に、
脳の老廃物を外に流しています。
この流す量と溜まる量の
バランスが悪かったり、
流す水(水分)が足りないと、
脳は不安定になります。
子どもが
イライラしたり
不安になったり
落ち着かなくなる時。
それは、
「悪い子」なのではなく、
脳や体が疲れていることもあります。
そんな時、
自分の状態を説明できて、
自分を責めることなく、
改善策を自分で考えることができる。
そういう知識があると、
心は安心します。
自分を自分で管理する力は、
子どもの心を強くします。
実は、うちの長男は、
3歳前で保育園の先生が怖くなって
メンタルを崩したのですが、
その時にこの説明をしました。
4歳から少しずつ
使いこなせるようになり、
今では立派に自分で考えて自己管理してます。
どうしよう!
じゃなくて、
自分で対応を考えることができる。
大人でも、
何もわからないより、
「わかる」の方が安心ですよね。
よかったら、
親子で
「ゴミおばけかな?」と
相互理解する一つの方法として、
使ってみてください🍀
「ゴミおばけ」が合わない方へ
相談支援で、
「ゴミおばけだと怖いみたい」
というお声をいただきました。
「おばけ」は、無理な子にとっては、
余計に不安をつくってしまいますよね。
なので、
もうちょっと
ポップなバージョンも用意してます。
「ゴミおばけ」がダメそうな時は、
以下のお話を使ってみてください。
5歳付近の子は特に、
ゲラゲラ笑いながら聞いてくれると思います。
「ぼくのあたまのうんこ」
こんなことないかな?
ママのために
やさしくしたいのに
わーってなっちゃう
なんだか おちつかない
なんだか ふあんになる
こんなぼく
きらわれたかもしれない
だいじょうぶだよ
それは きみのせいじゃない
あたまに
うんこがあるせいなんだ
うんこがたくさんあって
あたまが
「きもちわるいよー」って
きみにつたえてるんだ
うんこは
トイレとおなじで
おみずでジャーしたらなくなるよ
よくねたり
おみずのんだり
これで うんこは
ジャーってながれるよ
あたまがわーってなるの
こわかったよね?
えいようをとると
だいじょうぶだよ
ビタミンB
タンパクしつ
おやさい
あとね
くう・ねる・あそぶ
この3つもだいじ
のうみそもね
ごはんをたべて
うんこするんだよ
だから
ながしてあげないといけない
うんこが
ずっとあったらいやでしょ?
うんこあるなぁとおもったら
おとなに そうだんしていいよ
うんこをながす
さくせんかいぎをしよう
うんこがながれたら
きっとのうみそも
あんしんするよ
だいじょうぶ
みんなでがんばろうね

【挿絵について】
今回、
まずは勢いで、
AIイラストで形にしてみました。
でも本当は、
人の手の温度で、
この絵本を描いてくれる人がいたら
うれしいなと思ってます。
子どもの不安や、
「わーっ!」となる気持ちを、
やさしく翻訳したい。
そんな世界観に
共感してくださる方がいたら、
ぜひお声がけください🍀
著者:えめ 精神科看護師(登園拒否経験ママ)