三本指は狂っていて、二本指たちは相互に連絡がとれないのか
読者様のコメントに返答する際、コメント欄の字数制限を超えたためここでお答えするコーナーを急遽設けました
コメントありがとうございます
三本指は狂っているか
二本指たちは壊れていて相互に交信できないか
等の論点については狂っていたり壊れているとするのが多数説だと思います
作中のセリフやテキストにそう書いてあるせいもあるでしょう
しかし自説はエルデ(金)とノクス(銀)の対立を大きな軸に据え、指たちは金の勝利のために何をするか、という視点で考察します
そのような観点から、彼らが合理的に動いているなら現状をどう解釈できるだろうと考えます
三本指は本編で喋らないので、仮に合理的な思考や知性や正気を保っていても我々には知る術がありません
また、ユミル卿はメーテール憎しなところがあるので彼の指批判には公正でないバイアスがかかっている可能性があります
指の数が多い方が偉い(ユビムシ除く)とすれば、大事なのは、二本指より一本多い三本指の考えていること
そして三本指が仮にシャブリリ(ナナヤ)を使って活動しているなら、次の点を整合的に解釈する必要があります
①三本指とシャブリリは連携してミドラーの館で何かをセッティングしていた。何をしてたのか
②流水の剣士をシャブリリと解するなら、マレニアを腐敗から遠ざけて助けた良い人である。狂って讒言を弄する悪人のイメージに合わない
③王都地下に狂い火の商隊らしき集団を匿っているが、政策として危ない。狂い火が王家の敵なら僻地に流刑するか、早急に始末すべき者たちである
④三本指自体、その部屋に鍵は掛かっておらず、ヴァイクでも主人公でも行けば会える状態である(ハイータのブドウは狂い火受領のフラグではない)。三本指が狂っているなら隔離するのに鍵は掛けるべき
そうして考えると全体的に言えるのは
・実は三本指は狂っていない
・狂い火は霊をも焼き尽くすかなり強力な「兵器」として三本指は評価している
・これを王家が戦略的にいつでも発動できるように備えているのではないか。その種火が、ミドラーや王都地下の商隊や、狂い火を宿した三本指自身
・それを主人公や王たる資格のある者の判断で使用できるよう開放している(核スイッチの権限委託のようなもの)
・二本指たちは壊れているがそれは耐用年数を過ぎたからであり、かつては連絡しあい三本指や王家を支えていた可能性も捨てきれない
だとすると問題となるのは
エルデの命も奪い差し違えてまで混沌の火で焼き払いたい敵の勢力は何か?
それがノクスの勢力では?
ノクスの女王ラニが狭間を支配し星の世紀エンドで宇宙に発てばノクスの勢力はさらに宇宙に拡散され、エルデの母星ないし大いなる意志に累を及ぼす可能性が高まる。そうなるくらいならその前に狭間を焼き払え。それが推し量れる大いなる意志の終局判断であり(狭間を見捨てる)、三本指はそれを忖度して混沌の炎を仕掛けるのでは?
大いなる意志は自分の娘さえ簡単に見捨てるので狭間の民の命など容易く見捨てるでしょう。この解釈は大いなる意志の性格プロファイルに整合し、神の自己保身のためには合理的です(人目線では狂っているが神目線では狂っていない)
といった思考で考察全体を組み立てています
そうするとシャブリリが王家にとって必ずしも敵ではない(マレニアを助けている)こととも整合するのですね
また、三本指も大いなる意志の残酷な決定を見据えつつも、ギリギリまでエルデの民の延命を図り、終局判断はエルデの王たる褪せ人の自由意志に委ねている。かなり聡明で良い指になります
とはいえ、このような自説の理解はかなり通説的な三本指の理解からかけ離れていると思います
自説が現状支持されていないのは三本指考察回へのいいね!の数が圧倒的に少ないのが物語っています(だとしても私は自説が優れたるを信じるので改説はしませんが笑)
もちろん、おっしゃるように三本指は大いなる意志に見捨てられた時に狂い、二本指たちも意思疎通がバラバラであると考えることもできます
ただそうすると、上記の①〜④の不自然な点を別の理屈で説明する必要が生まれるのではないでしょうか
そして、この辺りの解釈は実はかなり自由で、見えないラインの考察が考察の醍醐味であるように思われます
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