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北ケイリッド・南ケイリッド仮説



1. 北ケイリッド仮説

以下は全て、ビッグハット様の大地改革説をもとに、私個人が私見を加えたり、マップ切り貼りを試行錯誤しているものです

大地改革説ないし北ケイリッド説とは何か
地図を見ていただくと早いです

マリカとフレイの一連の全土平定
戦争(黄金樹樹立戦争)以前には
ケイリッドとリムグレイブ地方は
北西にあり、大地改革の際に
移動したという仮説です


北ケイリッド仮説
アルターと山嶺のあたり
大地改革前
アステール落とし前
宵眼王朝の最大図版


アステール落とし後は
ノクラテオが沈み
その上に影樹が立ちます


①海上の謎の窪み

昔から地図にあるこれ
日陰城の北の
海の窪み
なんなんですかね
北リムグレイブの重ね地図だと
何やら嫌な予感のする場所
曇り川のヤバい
(P.D.様が多くの遺体を
発見してる)場所
ナイトレインでいえば
糸の端の少女像がある場所
なんなんですか
影の地でいえば
深紫の花園
(岩屋を進むと重なるかも)
な ん な ん で す か
こ こ は
よく見ると
フードを被った少女が
微笑んでいるように見えませんか…?
両手を前にして…
<ナメレス誕生の地>

北ケイリッド(及びリムグレイブ)仮説では、かつて
北方にリムベルドが国としてあり、そこに後のナメレス
となる騎士や、現在の失地騎士・古竜騎士たちが仕えて
いました(ビッグハット様説)

黄金樹戦争で英雄ゴッドウィンに敗北、雨の夜に一人
生き残った騎士は夜に飲まれ、ナメレスになります
ナメレスになった場所は、ナイトレインで現在、糸の端、
謎の少女像が置かれている岩山。それが上記図の交差点
の場所です

ナメレスによる悍ましい夜の痕跡が、北方のかの地に
残されました。ゴッドウィンの率いる挿し木の一族は、
おそらくあの少女たちを生け贄に夜を封印。しかし
その痕跡は、大地改革後も残り続け、それが海上の
奇怪な大穴となって残っているのではないでしょうか

近くにいる曇り川の洞窟のボス、パッチの関わりが
気になりますが、そのような夜や死の瘴気が強い場所
なので付近は事故物件扱いで人が住まず寄り付かず、
都合がいいのでアジトにしてるだけでしょう
鉄の心臓ですね

重要なのは、北方リムグレイブ重ね地図を正確に置くと
かつてそこにあったリムベルドと、ナメレス生誕の地が
ピタリと重なる、ということです。それは南方ロア(南
ケイリッド仮説)では説明のつかない、もう一つのロア
を紡ぎ出します


②北方中心ロアの有用性


こちらのエントリーは、ビッグハット様の体系を元に、自説にどれだけ吸収し、また鍛石とできるかを探求する考察になります。進み次第改定しますので、気長にお付き合いください

まずは、海外考察が氏の大地改革説を後押しするのではと思い急遽アップします

大地改革説については下記大考察の2-2をご参照ください

何より、氏の大地改革説によると、
イエロアニスにアステールがいて
ケイリッドにアステールがいない理由の説明が見事につきます
アステールはノクステラノクローン、どちらにも送り込まれ、どちらにも残っている
ただケイリッドと共にノクローンが南下したときに、取り残された

また、超大型巨人の滅亡を一箇所で説明できるからこれも有利です。仮にセレンの創星雨で滅んだ説によっても、それは1箇所で行われたことになります


③海外に過去にあった仮説


以下、ビッグハット様に検証いただいた、海外でのいくつかの北ケイリッド仮説です
(現在は、冒頭の氏の確定位置の方が正確です)


海外仮説①

聖別雪原の断崖と
シーフラ流域の地図断面が繋がる
との図版
確かに、氷結湖に繋がる河は
いきなり現れてる不自然
シーフラのワインディングの接続が
あったとすると水源が分かる



海外仮説②

こちらは、オルディナの橋の続きが
夜の神域に繋がるのでは、という指摘
角度がほぼ同じということらしい
その先にある聖樹に接続してたのかも


この二つは、細部はとてもよく整合するが、大部において木を見て森を見ずな結果となることが判明し、このままだとリジェクト寄りの結果になりそうです

丁寧な検証とフィードバックをしていただき、本当にありがとうございます


改めて氏の大地改革仮説の地図を自前でも作ってみました。確かにかなり美しく収まります

これが本来の地図らしい地図です
中央の空白には
宙に浮いた影の地

本来はそのままケイリッドとリムグレイブを南下させます
元の地図には、現在の狭間のような不自然さがなく、逆に私がケイリッドギャップと呼ぶところの様々な雪原との共通性がうまく説明できます。これは特に雪原重視、宵眼を起点とするロアにはとてもよく一致します


アステールが血の王朝(ウルドのもの)
目掛けて落とされたのがよくわかります


④雪原から王都への地下水路


また、雪原重視のロアを後押しするものとして、

https://www.reddit.com/media?url=https%3A%2F%2Fpreview.redd.it%2Fwas-the-stone-coffin-fissure-originally-planned-for-v0-xaqcxqcifmkd1.png%3Fwidth%3D3840%26format%3Dpng%26auto%3Dwebp%26s%3Dad1488560c7a9bedcddfeef8332f4219a70d33b2

にあるこちらの画像も気になります

黄枠で貼り合わせた部分です

ケイリッドギャップには直接結びつかないのですが、

右上は聖別雪原
そこから地下深くに縦穴
大型石棺らしきもののドックに繋がり
南西に水脈が
水脈は王都(名もなき永遠の都、
ないしノクラテオ?)に続いている

カットコンテントなのでそのままは使えませんが、青海岸ではなく、聖別雪原に石棺が落下して大穴を作った雪原メインロアを組み立てるのに適している気がします。そうすると青海岸はテキスト通り、流れ着いた先と読めます

石棺の港
真南にも水路があるように見えます
南西に伸びる地下水路
よく整備されています


下は大樹根でしょうか
上には巨人のような姿も見えます
石棺を受け取って、流す係でしょうか


巨人はトロルよりも大きい?
もしかしたらこいつかも知れませんね、、
さらに南西には
樹根が散っています
今より多くはないようです
ビッグハット様に検証いただきました
"夜の神域と同じマップ、かつ周囲の様子が少し違うもの地に埋まる前の永遠の都ノクローンの姿としてかなり捉えやすいものになっている特に、ノクローン側と夜の神域側とがどのようにつながっているのかについて、理解が深められます"との所感をいただきました


カットコンテントの神域・
ノクローン周辺との重ね地図
カットコンテントではありますが
過去の姿が偲べるかも知れません
適当に繋げてみた

ノクラテオ側のサイズや向きや位置はよくわかりませんが
これがかつての永遠の都なら、ノクラテオのメインが水路であることと整合します

中央機能を雪原に集め、ノクローンから王都へ下ろす
水路はエインセル(リエーニエ)やエラク(影の地)を通って、青海岸の大穴へ

トップエンドが綺麗に繋がります。この雪原中心のロアを第二の自説にするために現在研究中です


<清廉な山嶺の水>

北方説によると、ノクローンやシーフラ流域の
水が綺麗であることの説明が容易です。山水だから

これが南方説になると、どうしてもエインセルと
同じ緯度、東方にあるだけのシーフラの水が綺麗
なのかあまりよくわかりません。青衣の妖精は北の
綺麗な水域にいた。マレニアがプリケツ師匠に習った
頃はもう南にいたのでしょうけど。ここら辺、考えれば
考えるほど北方説が魅力的に見えます


5. 北リエーニエ仮説


地図上にある、地図断片の境界線に、大地改革上の意味を持たせることで、リエーニエを西、中央、東と分割できる

地図断片がその形で
分割されていること自体に
意味とロアを持たせる
この境界を使って
ケイリッドとリムグレイブだけでなく
リエーニエ西を大地改革前に
戻してみる

リエーニエ東は、北にカーリア城館、王家領を
南に月光の祭壇、月の民の廃墟、月の貴族の廃墟を持ち、重要施設が集まっています(ただし廃墟となった町やスリーシスターズは、大地改革後に建てられた可能性あり)

そうして動かした後がこちらです

反時計周りに90°倒して
山嶺の南に接続
カーリア城館は月光の祭壇を挟んで
本当のノクステラの月を見る

なお、影樹のあたりは
本来ノクラテオがある

フロスト発光月仮説により、東月がノクステラの月(本物)と説明しました
現在カーリアは、南に偽りの月を投影して我慢しています(月光の祭壇)
しかし本来は上図のように、東に本物のノクステラの月を見ていたのでは

それをエルデの大地改革によって、今の位置にずらされてしまった
方向も。そして東を見てもノクステラの月は拝めず、黄金樹が邪魔をしている

もう一つ、この黄金樹の光は、ノクスの生物にとって闇、ノクステラの月こそが太陽のように明るく輝く光、そういう感覚・視覚・価値観の根本的な違いが演出されてる可能性があります。これは「夜が昼・闇が光」という考察で論述します

次に、これは推せない思考実験です
上図では、啜り泣きの半島だけが孤立して取り残されています

なので収まりのいい場所に置いてみました

これだと啜り泣き半島が
孤立した島
ここか
反時計周り90°で
ここ
形的には好き

特に必然はなく、あまり推せません



2. 南ケイリッド仮説


①自説の進捗

他方、南方ロア仮説で進めている等倍重ね地図でもこのケイリッドギャップを埋められないか試行錯誤中です

現在の有力候補は、大型巨人架橋仮説(ないしバケツリレー説)

脳筋
何も考えてません

見たままの説で、大小いる大型巨人が腕を繋いで橋にします。でも意外とありうるかも
大型すぎると、ヒトや生き物にとっては一つの島、大地なんですよね

そして、超大型があんまりウロウロ山嶺やケイリッドを踏み荒らしてたら地鳴らしで、鬱陶しいので、この程度の利用法になるかと(鎖を渡って釜に行くよりは通路は広い。また、少ない交通の時は手に包んでパスすると早い)

ただし、これで完全にギャップが埋められるかというと、生き物、資材、文化の移動に限られます

その他のギャップ、特に絵描きや、テスの画集には対応できません。なのでそれらが今後の課題です
、

これが重ね地図による
ファルム最大図版
テオ(デオ)とリアが逆です
間違えました

病巣をレイヤーにしてアイスクリームのようにscoopして掬い、消す。今の狭間は下のレイヤーが残っています

②南方仮説の欠点・利点

欠点
ただ、雪原に竜人兵の霊体3体もいることは、ケイリッド北方説の方が綺麗に説明できる

自説では、狭間の中心に霊が集まるんじゃないの?
→「いや、高貴な霊や特別な霊は雪原に集まる」みたいな苦しい説明が必要

なんといってもアステールですね、

ケイリッドにいない、イエロアニスにいる
これは北ケイリッド説が一番綺麗に説明できます

・黒き刃は永遠の都出身
・石棺は青海岸の大穴に流れ着いた
・混種は南西に祈っている→聖樹における南西は北東、つまり、エルデにとって日の出の位置

も、北方説が有利です


利点

他方、ファルムアズラが南方にあると、指遺跡に囲まれ、自説である奈落の森(エルデの獣が落ちた場所)とも繋がります。つまり、ここはエルデが建てた竜王の国に神人宵眼が嫁いだ先になりますので監視が効くんですね。北方だとその監視が遠くなるので、この点は南方ロアが有利かも知れません


また、超大型巨人の滅亡を二か所で説明する必要があります。セレンの創星雨で滅んだ説によると、ボレアリスに乗ったセレンは、山嶺─ケイリッドを架橋した超大型を爆撃したことになります。山嶺から南の都への補給路や、避難経路を絶ったのでしょう。アステールで永遠の都を潰したあとに、これはさらに有効なサリアなノクローンへの孤立作戦になります

あと、鎮めの塔に書かれた「狭間の中心」は南方ロアの方が整合的ですね。これは古い狭間、宵眼ファルム時代の文化だと思われるので

<南海岸英文テキスト>

地図断片南海岸
「どこからか流れ着いた巨大な石棺が
積み重なり」

英語版では、
“colossal stone coffins of 
unknown origin that seemingly 
drifted to this place.”

これは重要な違い
seemingly は driftedに係り
"正体不明の巨大な石棺。それらは見たところ、
流れ着いたようである。この場所に" 
の直訳になります
つまり

分からないのは「どこからか」
ではなく
「流れ着いたのかどうか」が分からない

しかも石棺か何かも分からない、正体不明
(unknown)が加わっています

日本語テキストよりも多く、飛来した宇宙船と
解釈する余地を残していることになり、これは
南方に整合します


③飛竜の地

ギザ山周辺は影の地の地図において飛竜の棲家のように描かれています

全部飛竜が描き込まれている

この点は北方説によると、北から追われた飛竜が後に南に移り棲んだと説明することになるでしょう
北ロアでは、もともと聖別雪原の西に竜の大母グレイオールいて、ボレアリスの祖先になります
山のような、という形容も、北に棲んでいたならよく合います
また、ボレアリスは後から出現した火の巨人に頂きを追われ氷結湖に移り住みました
ギザ山の周りに多い理由は、大地改革後生まれた飛竜たちが空に飛んで上空の影の地ギザ山周辺に辿りついている、となるでしょうか

一方、南ロアでは、もともとグレイオールは南にいて、その子孫の一部が北の山嶺に渡りボレアリスなどが生まれたと説明します
ギザ山の周りに飛竜が多い理由も、ケイリッドがもともとグレイオールの縄張りだったから
つまり、飛竜たちは、火の巨人とファルムアズラ、別々に南北で棲家を荒らされたことになります


④古竜戦役の捉え方南北比較

北方ロアでは、古竜戦役は、ゴッドフレイの全土平定戦争のかなり初期に起き、それが古竜との対立のきっかけになったとします。また、フォルサクスとGWが友垣となったことが、ファルム・プラキドへの反逆・裏切りとなります

南方ロアでは、古竜戦役は、ゴッドフレイ蛮地追放後の王都不在のときに起きたとされます。ファルムでプラキドサクスが屠られたその敵討ちとして、子孫が襲ってきたことが対立の始まりとなります。そして、フォルサクスとGWの友情は本物だとしても、それは宵眼の星見による王家干渉計画の一環となります

さらに細かい違いを見てゆきます

①グランサクスの遺骸が残っている理由

北方ロア→王都完成前に残ったなら、一旦どかして、改装して、モニュメントとしてまた戻してる。王都の見栄っ張りならありうる。あるいは大初期から今の王都が完成している

南方ロア→王都が完成された後に起きている


②ゴッドフレイが王都の危機に関与していない

北方ロア→他の戦争で手一杯だった。巨人戦争と重なった、とか。遠征中で戻れなかった

南方ロア→フレイ蛮地追放後に起こっていて、GWが頑張るしかなかった


③戦争と戦役の呼び名の違い

北方ロア→時期的区別ではなく、王以外の責任者が指揮した局地戦を戦役と呼ぶ

南方ロア→フレイの征服戦には「王の戦」として戦争の呼び名が用いられる。追放後に起きた単発の戦は戦役と呼ばれ区別される。リエーニエ戦役も同様


④黄金樹信仰(豊穣の時代)の後に古竜信仰ではないのか

北方ロア→どちらも黄金に変わりないので(さざれ石の聖印)。同時進行・重畳信仰だった

南方ロア→全土平定後しばらく黄金樹信仰の豊穣の時代があり、やや翳り始めた頃に古竜信仰が蔓延した



⑤南ケイリッド仮説における地図

南ケイリッド仮説による地図を置いていきます

シーフラ・ノクローン
ケイリッド重ね地図
シーフラ井戸上下と
ケイリッド神授塔の位置で
合わせています


さらに影の地と合わせたらどうなるでしょう

自説はギザ山が
ファルム浮上時に隆起した
とする説です(あやたか。様説)
黄丸のあたりが
地下に叩き落とされた範囲か
赤丸はサリアの街
地下だとこのあたり
右下が血の王朝です

南方説に、先ほどのカットコンテントを重ねて見ました


ノクローンの縮尺に合わせても
王都の位置は整合します
ただ、北方の大穴の位置は
修正する必要がありそうです


前掲はロルドの位置に合わせてましたが
もう少し北東の渓谷が穴になるかと


石棺が落ちて大穴が開いたことが、巨人山嶺と聖別雪原を分ける亀裂の原因かも知れません

ただ、南方ロアは青海岸に石棺が落下した物語なのでこのカットコンテントがそもそも使えません。あえて、山嶺と青海岸2ヶ所に落下したとの説を取るのでしょうか。やはり別のロアと見るべきな気がします


テオの魔術師塔に関しては、南仮説からだと、まだストームヴィルも黄金樹も巨人の鎌もなかった頃の狭間の地、という説明になりそうです

ケイリッドそのままの温暖な気候や日差しが描かれているることが南仮説の後押しになりそうです


3. 経過報告

いずれにせよ、自説を俯瞰的に見て弱点を洗い出す、大地改革仮説(北ケイリッド説)は本当に鋭い鍛石になります

心が荒む対立ばかりの第一説、心の機微に深く触れ統合される第二説、どちらも成り立つ予感がめちゃくちゃしますので、引き続き検討を続けます


フロムさん、大変な謎
作らないで欲しいんですけど!



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