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NIGHTREIGN霊樹について

下リンクのエントリーでナイトレインの考察全般を扱いましたが、このたび霊樹についての考察が深まりましたので別立てでエントリーしました

先にナイトレイン本体考察を経ると分かりやすいです↓↓


霊樹は三日目の夜の王戦に挑むときに飛ばされる謎の白い樹木です
その形は神授塔を白い巨木が包んでいるようであり、その内部におそらく真の円卓が存在しているような描写がストーリー最後にあります

霊樹

本作には黄金樹が出ない代わりにこの霊樹と巨人樹という要素が新たに加わっています


黄金樹の聖杯
霊樹の聖杯
巨人樹の聖杯

巨人樹については目下調査中ですが、私は現時点では夜の王が雌雄を決するために霊樹に向かっている途中の状態、と解しています

この美しい珊瑚のような生木が
巨人樹の本体か

これを待ち受ける霊樹ですが、つねづね解析班の方が、その広げた枝の付け根が手のひらで包んでいるように見える、と報告していました

このあたりが手っぽい

実は、この異様な手の平と塔、DLCで既に予告されていた造形では、ということがこのたび判明しました

こちらです


「スピラ」
塔の神官たちの高位魔術
それを螺旋の祈祷として振るうもの
捻り結んだ両手を天に掲げ 対象の足元から、
螺旋の光柱を生じる
長押している間、光柱は生じ続ける
螺旋とは坩堝の整流であり
いつか神へと至る柱なのだ
「螺旋樹の聖印」  
汚れた琥珀に、螺旋樹が刻印された聖印
螺旋の祈祷を強化する
神に届かんとする白き塔の偉容は
侵略者たる黄金樹の民にすら
密かな信仰の心を抱かせた


スピラ(使用時に現れる光紋章も)、あるいは螺旋樹の聖印
この塔の部分の先には、よく見ると広げられた両手が描かれています

もっとわかりやすく示しましょう


霊樹の意匠
ねじれた螺旋と
白い両手のひら

聖印では
螺旋樹は
神に届かんとする白き塔
と表現され

スピラには
捻り結んだ両手を天に掲げ
螺旋とは坩堝の整流であり
いつか神へと至る柱
とある


私は常々、エニル・イリムは螺旋塔と呼ばれているがいうほど塔っぽくはないな、と思っていました

螺旋ではあるけれども
どちらかというと
レアルカリアの造形に似ている


自説からはこれは宵眼の女王がエルデの祈祷や文化を模倣したもので、真の螺旋塔ではなかったと考えています(エニル・イリムの包容像は誰かの考察参照)

その中でも見様見真似で、坩堝化した巫子がいびつに取り込まれているのがエニル・イリムです

雑然と一体化した木と人体(巫子)

本来、木と一体化して取り込まれるべきはこのような、スピラの紋章に現れた坩堝化の姿ではないか?

木と人体が一体化
という意味では
エニル・イリムの巫子樹と同じ

そこでこの大きな手は誰の手か、と考えるに


円卓の肖像画
マリカ=黄金樹
(存在や概念として)
でかい

円卓の肖像には上図のように、マリカと黄金樹が一体化している絵があります

そんじょの巫子なら多数必要でも、マリカクラスの最高神になれば一柱で足りる
神を柱と考えることからも、上図霊樹の両手のひらは(概念上)マリカのものではないかと考えることができそうです

そして自説からは、夜の王の原初はラダゴンであり、したがって巨人樹もラダゴンの要素がある(赤毛の巨人要素も親和性があります)

そう考えるとナイトレインは3日をかけてラダゴン(黒い巨人樹)がマリカ(白い霊樹)に向け歩いてゆき、まさに上記のように雌雄を決する戦いを描いているのではないか

そうなるとエンディング(ノーマルエンド)は、マリカの黄金樹が勝利復活し、ラダゴンは去ってゆく。つまり離婚が正式に成立したと

マリカ(とフレイの)黄金樹
ラダゴンとの決別

そんな見方、つまり、同一人物であるマリカとラダゴンの対決と決別を表している物語、と読むこともできそうです

マリカとゴッドフレイ統治下では、坩堝騎士が重用されるなど、黄金樹と坩堝の文化が色濃く残っていました

霊樹、そして風鳴り丘の王家、挿し木の一族は動植物要素を取り込み坩堝性を濃く引き継いでいます。それは

マリカ → ゴッドウィン → ゴドリック → ゴストーク
や
ゴッドフレイ(ホーラ・ルー) → ネフェリ・ルー → レディ・追跡者兄妹

に継がれ、夜の王と対決したと本体考察エントリーで論述しました

また
「夜の始まりの大罪人」も本作では謎のワードですが


この大罪人が、マリカ=ラダゴンであるとするなら、この一文の謎は解けます

ラダゴンは、罪人を切り刻んで壺に入れマリカと融合させたときに錬成できたホムンクルスとするのが自説です(罪人巫子壺の考察回参照)

それは同時に、同一人物たるマリカの罪でもある。ラダゴンが夜の王になったのなら、彼・彼女らは夜の始まりの大罪人です。だから、子孫であるゴストークやネフェリの家系がその尻拭いのために円卓や夜渡りをしているのですね


おそらく霊樹の中にいて霊樹の特別な力(時空改変能力や世界改変能力)を祈祷として使う術者

それは本体考察でゴストークの子孫とし、巫子、あるいは司祭だと考えます

DLCでスピラを使ったのは塔の司祭で角人でしたが、ゴストーク子孫も接ぎ木(本作では挿し木)の系譜をもち、どちらも坩堝の素養がある

だから、真の神に届かんとする白き塔である霊樹に留まり
坩堝の整流である神へと至る術を用いて夜に抵抗し、夜を排しているのではないでしょうか

以上、別立ての霊樹の考察でした




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