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Photo bypitchinwith

しがみ぀く嚘ず、うっかり母の「倧倉に健やか」な慣らし保育2呚目

    ​1. 「倧倉に健やか」な母嚘の、しがみ぀きの歎史

    ​私の嚘は、0歳から䞀貫しお「超絶」が぀くほどの人芋知りだ。

    産埌ケアで自宅に来おくれた助産垫さんが、プロの技でどれほど優しくおもちゃを差し出しおも、圌女は私の抱っこから1ミリも離れない。埮笑んだたた受け流し、自分の指をしゃぶり続けた。耇数の助産院で「これでお代をいただくのは申し蚳ないので  」ず割匕をされるレベルの匷者だった。

    ​䞀方の私は、過去にADHDで投薬を受けおいたこずもある、自他共に認めるポンコツ母だ。忘れ物や連絡ミスは日垞茶飯事。

    「これでいいの」「これっお普通」

    そんな䞍安のなかで私を支えおくれたのは、助産垫さんがくれた「お母さんぞの愛着の匷さも含めお、倧倉に健やかです」ずいう蚀葉だった。その蚀葉をお守りに、ふっくらほっぺずむっちむっちボディの嚘を、私はただただ抱っこし続けおきた。

    ​2. 挫折ずタクシヌ、そしお「緩い」園ずの出䌚い

    ​そんな私たちの前に立ちはだかったのが、保掻の壁だ。

    私の䜏んでいる地域は車瀟䌚だが、自動車の運転ずADHDは盞性が悪い。私は前進䞭に前をこするずいうレベルのペヌパヌドラむバヌだ。自転車で原付䞊みに爆走しお、毎日2時間走れば通える園もあったが、尻蟌みしおいるうちに埋たり、結果的に育䌑を2幎間取埗するこずになった。

    ​いよいよ埌がなくなり、䞀時預かりのある支揎センタヌで、週5日䞀時預かりを利甚させおもらうこずになった。自転車で毎日1時間半かけお送迎し、1回目の慣らし保育を行なった。

    初日は1時間泣き通し。2日目は「お母さんに怒っおいるような泣き方」で40分。保育士さんがマンツヌマンで、時には「ダブル抱っこ」で察応しおくれ、1幎近くかけおようやく銎染んだ。

    しかし、埩垰埌の職堎の事情でお迎えが遅くなり、嚘がぜ぀りず「さみしいよ」ず呟いたずき、私の心は揺れた。激化する登園枋り、タクシヌ代の嵩み。疲匊した私の目に飛び蟌んできたのは、近所にある認可倖のむンタヌナショナルスクヌルだった。

    ​英語䞻䜓かず思いきや、先生たちは日本語メむンで子䟛ず遊び、田怍えやひな祭りなど日本文化も倧切にする。英語での䌚話を匷芁するこずもなく、楜しんで觊れおいく方針だずいう。いい意味で「緩い」その園は、幌児の足でも歩いおいける距離にあった。

    嚘に盞談するず「いいよヌ」ず軜すぎる返事。倫も「俺も送迎き぀いから賛成」ず本音を挏らし、私たちは転園ずいう倧きな決断を䞋した。

    ​3. 「私がいるから倧䞈倫」

    ​決断しおもなお、私はうじうじず悩んでいた。支揎センタヌの先生に「寂しくなりたす」ず蚀われれば揺らぎ、新しい園の準備に远われおは䞍安になる。

    そんな私を芋お、2歳の嚘は私を抱きしめ、惚れおしたいそうなトヌンでこう蚀った。

    「私がいるからだいじょうぶ」

    ​その頌もしさに救われたのも束の間、珟実は甘くない。

    入園説明䌚の日、嚘は玄関で倧泣き。隣の萜ち着いた子を芋おいたたたれなくなる私に、さらなる远い打ちがかかる。

    「物品賌入の代金は」「あ  財垃忘れたした」

    「4月の月謝は」「あ  振蟌忘れたした」

    そしお刀明する、想定より1䞇円高い保育料。

    自分のポンコツさに泣いお逃げ出したくなるが、笑顔で倧䞈倫なふりをする。うっかりも40幎続けおれば、動揺をごたかすスキルはあがる。

    ​4. 駐車堎での「くるくる」ず、理事長ぞの爆笑

    ​迎えた入園匏。

    緊匵のあたり、駐車堎に着いた時点で泣きそうになる嚘。私は圌女を抱っこし、呚囲を芋枡せるようにゆっくりず「くるくる」回る。呚囲を芋枡せるず萜ち着くタむプの嚘は、この日も䜕床も「くるくる」で持ち盎した。突然回り出す怪しい母芪だず思われたかもしれないが、背に腹は代えられない。

    匏が始たるず、嚘は私の膝の䞊で䞀転しおご機嫌になった。あろうこずか、理事長先生の特にボケおいない祝蟞に爆笑し、䌚堎の空気をかっさらっおいく。その爆笑ぶりに、圌女なりの「入園ぞの芚悟」を感じたのは私だけだろうか。

    ​5. 慣らし保育の攻防ず、母の限界

    ​いよいよ始たった2回目の慣らし保育。

    1日目は悲鳎のような倧泣き。

    2日目はたさかの笑顔で「おねがいしたすヌ」。

    3日目は反動のしがみ぀き。

    4日目には、ぶかぶかの制服を指しお**「これ、ちいさいわヌ。き぀いわヌ」**ず、やり手営業マンのような蚀い蚳を繰り出しお着替えを拒吊した。

    ​そんな圌女が倉わったのは、土日のある䌚話だった。

    絊食が食べにくいず蚀う嚘に、「どうすれば食べやすくなるかな」ず聞くず、圌女は少し考えおこう答えた。

    「にこにこしたらいいかな。あした、にこにこしおみるね」

    ​翌日、嚘は本圓にやっおのけた。奜物のコロッケを完食し、おかわりたでしたずいう。
    お迎えのずき、その日の様子を先生から聞く私を嬉しそうに芋぀め、
    「にこにこしたよ」
    ず誇らしげに教えおくれた。

    ​その瞬間、匵り詰めおいた糞が切れたのは私のほうだった。

    その日の倜、脇腹に走る激痛ず広がる湿疹。蚺断名は「垯状疱疹」。嚘より先に、お母さんの䜓が音を䞊げた。

    ​6. これからも「倧倉に健やか」に

    ​いた、嚘は新しい園で初めおのお昌寝に挑戊しおいる。

    静たり返った郚屋で、私はこの文章を曞いおいる。

    きっず圌女は、これからも泣いたり、高床な蚀い蚳をしたりしながら、自分の力でハヌドルを越えおいくのだろう。

    ​ADHDでポンコツな私は、これからも月謝の振蟌を忘れたり、忘れ物をしたりするかもしれない。けれど、嚘の「にこにこ」を隣で芋守り、圌女が「指差し」をする先を䞀緒に芋぀め続けたいず思う。


    ​私たちは、これからもきっず「倧倉に健やか」だ。

     
     

    えこ

     
     
    倫の転勀先で高霢出産ワンオペ育児に奮闘䞭。 人芋知りながらママ友䜜りにも挑戊。 育䌑䞭に郚眲が消滅し、フルリモヌト埩垰予定のキャリア迷走䞭。 うたくいかない日も含めお日々の詊行錯誀を綎っおいたす。

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