
『カラー&ライト』
ミントチンキをもらった。
原液はそれはもうすごい緑色で、かき氷のメロンシロップよりも緑。ファンタジー小説に出てくる魔法の薬みたい。
匂いはミントと消毒の混ざった感じ。水で薄めてスプレーをしたら、そこはかとなく爽やかな香りがふわっとして、すぐにどこかに去っていく。
薄めた液体が光に透ける色がきれいだ。
最近、『カラー&ライト』という絵を描くための知識本を読み返した。
前は全く意味が分からなかった「ガマットマッピング」というものの使い方がちょっとわかった。
色について「無限の中から選ぶんじゃなくて、領域を制限するっていう配色の考え方はどう?」みたいなトピックなんだけど、ガマットマッピングというこの図から、出来上がったこの絵に直結するの無理じゃない? と思ってた。

そう思っていたことも忘れるぐらいの時間が経つ間に、それを補足してくれるような出来事や知識と何度か遭遇してたみたいで、今度読んだときにはふっと気づくことが出来た。
間に、図をパレットの具体的な色に置き換えるという作業が必要なのでは?
パレットから色を作るのだから、元のパレット以上に派手な色や濃い色が生まれることはない。黄色と青しかないパレットから赤が出てくることもない。自然と制限された色の世界が出来上がっていくはず。
工程を1つ具体的にするだけでずいぶん読みやすくなった。
でもそれだけだと、そもそもなんで制限するのかが腑に落ちなかった。そんなところに、色の話イコール光の設定の話みたいなことを小耳にはさんで、あの本のタイトルが色と光をセットに語っている意味に思い至った。
配色が色を選ぶことじゃなくて、光を設定することを指すのだとしたらっていう視点でもう一度本を開くと、また読めるページが増えた。
少しずつ読めるようになっていく本っていうのも楽しくて良い。