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遠い過去の記憶の中で。

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    いつか見た夢のように、遠い過去が僕の中から、微笑みながら消えてゆく。
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    はじめて来たはずなのに、懐かしい風景が、心をつかんで離さない。
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    手を離してしまったのは僕のほう。君はただ、寂しかっただけなのに。
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    君が見つけたものに、僕は気づかずにいた。あの笑顔も、あの涙も。遠い過去の記憶の中で。
     
     
    過去にエッセイを出版「それでもお客様は神様ですか?」大和書房 「いくつもいくつも咲くために。言葉は小さな葉っぱなんだ」をテーマに今を生きる心のエッセイ、趣味の写真を投稿しています。投稿は不定期です。ほんの少しでも、あなたの癒しになれば幸いです。