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Photo byshinotetsu

【note連続小説】転生したら弥生人になっていた件。 #2

    身体は元の大きさよりも一回り小さくなっているようだ。

    手足はなんか長くなった?

    指も心なしか長い気がする。

    筋肉はより発達しているようだ。

    俺はこの慣れない体で草原を歩き続けた。

    近くの木々は風に吹かれて、葉を地に落とす。

    ………

    転生してからどれくらい経っただろう。

    俺は川の上流に向かって岩場を歩いていた。

    やがて木々の森を抜け、視界が開けた。

    (とりあえずはまわりの地形をはあくしなくては)

    俺は近くに標高の高い場所がないか探した。

    視線の先に地面から少しせり出したなだらかな低山があるようだったので、その山の方に向かって歩いていくことにした。

    …………

    山に近づいてきたとき、俺はあるものを目にした。

    羊の群れである。

    なん十頭、いや何百頭もの羊が山全体に群れている。

    コレはスゴイ!

    (もしかしたら食料にできるかもしれない)

    (羊ってうまいってきいたことあるな)

    しかし、そんな俺の妄想も長くは続かなかった。

    羊の群れだと思っていた対象はすべて奇妙に地上に露出した岩だったのだ。

    (はぁぁ)

    こんな変な岩があるかよ、それもこんないっぱい。

    俺は落胆しながら、山頂を目指して歩いて行った。