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朝の道は、少しせわしい。
背中から、急いでいる気持ちが
いつもより強く伝わってきた。
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だからぼくも、できるだけ急いだ。
でも、急ぐことと、あぶないことは
すぐとなりに並んでいる。
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着いたとき、空気が少ししょんぼりしていた。
まにあわなかったんだな、と
ぼくにもそれはわかった。
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それでも、今日も無事でよかった。
ぼくはそのことを、だれにも言えないまま
静かにそこに立っている。
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