
雨の多摩中央公園を歩いただけ。でも心が整った
なんとなく、雨の日の方が過ごしていて落ち着く場所ってありませんか?
僕にとってそこは、東京都多摩市にある多摩中央公園です。

多摩センター駅から歩いて10分ほどの場所にある、緑豊かな公園です。池と噴水があり、園内にはカフェが何店舗もあって休憩にもぴったり。


晴れの日ももちろん素敵なんですが、僕はなぜかこの公園は雨の日が好きなんです。
公園そのものが穏やかで、やさしく受け入れてくれるような感覚を抱けるから。
晴れの日には、犬の散歩をする人や走っている人の姿が見えます。でも、この日は雨だったこともあり、いつもより人が少なく、公園全体が静かでした。
雨に濡れた木々は色が濃く見えるし、池の水面には雨による波紋が広がっている。噴水の音も、雨音にまぎれていつもよりやわらかく聞こえました。
晴れの日の公園も好きだけれど、雨の日には雨の日の良さがあります。
特に梅雨の時期の弱い雨って、独特の雰囲気を演出してくれる。
雨がフィルターみたいになって、景色を少し違って見せてくれるんです。

傘を差し、ポツポツと当たる雨の音を聞きながら園内を歩く。
青楓の葉は雨に濡れて、いつもより鮮やかに見えました。雨上がりには葉に雨雫が残っていて、つい目を奪われてしまう。


雨と土の香り。
傘に当たる雨音。
穏やかな風。
時間の流れがゆっくりとしていて、豊かな時間でした。
雨の日って、つい「今日は残念だな」と思ってしまいがちです。
洗濯物は乾きづらいし、外にも出づらい。子どもとのお出かけ先にも悩む。できれば晴れてほしい。そんなふうに感じやすい。
でも、僕は雨の日がけっこう好きだったりします。
梅雨の時期には紫陽花が綺麗だし、あんなにも雨が似合う花はないと思っています。


だからこそ、雨の日の静かな公園を歩くのが大好きなんです。
池をぼんやり眺めたり、紫陽花を見たり、濡れた石畳を歩いたり。
特別なことは何もしていません。
でも、そういう時間が案外大事なんじゃないかと思うんです。
「ただ気持ちよく過ごす時間」も必要なんだと思うようになりました。
雨の日は、晴れの日みたいには動けません。
だからこそ、無理に動こうとせず、雨の空気をそのまま楽しむくらいでいいんじゃないか、なんて感じる今日この頃です。
お読みくださり、ありがとうございました。
そのべゆういち
charoma0701@gmail.com
感想やお問い合わせ、お仕事のご相談はメールか以下のお問い合わせにご連絡いただけますと嬉しいです。
ライター、編集者としてのポートフォリオは、こちらです。