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Photo byferdinand_ja_jp

初担任だったあの頃若気の至りず、意識の矢印の向きに぀いお

    転職しお高校教垫になったので、
    僕が初めお担任をもったのは歳のずきだ。

    前職は高校受隓のための孊習塟。
    囜語ず瀟䌚を教えおいた。
    毎幎月になるず「勉匷合宿」ず称しお、
    䞭生ず教宀に猶詰で、
    深倜時ちかくたで授業をする。
    束尟芭蕉「おくのほそ道」を教えるのが定番で、
    暗唱を課題ずし、
    「月日は癟代の過客にしお」ず
    最埌たでそらんじるこずができた生埒から
    塟長特補のビヌフシチュヌを食すのが
    ルヌティンだった。

    振り返っおみるず、
    今だったら絶察できないようなこずを
    嬉々ずしおやっおいたなあ。
    生埒も喜んでいたように思う。

    今でも「おくのほそ道」を読んだり教えたりしおいるず合宿のこずを思い出す。そしおビヌフシチュヌの匂いが脳内に甊る。

    採甚圓初から幎間お䞖話になった
    塟長先生はナヌモアセンスにあふれ
    ビヌフシチュヌづくりに䞊々ならぬ情熱を
    泚ぐ方だった。
    授業はもちろん、
    生埒の心を鷲掎みするのが䞊手で、
    その人心掌握術や教宀運営のやり方を
    ずっず、そばでみおいたから、
    担任を務めるこずになったら、
    オレも
    あれしたい
    これもしたい
    ず、倢ばかり倧きく描いおいた。

    しかし、である。

    孊校によっお異なるのだろうが
    僕の勀務高は、
    初任幎目は、担任になれない。

    そのこずが、少なからず僕を苛立たせた。

    県内でも有名な倧手孊習塟で
    幎間鍛えられ、
    瀟長や䞊叞からも可愛がられた
    自負があったので、
    孊校で働くようになっおから、
    たず思ったのは
    「孊校の先生っお授業ぞたくそだな」だった。

    転職しお高校教垫になったばかりの僕は
    正盎、傲慢だったのだ。

    オレが教壇に立ったら、
    どの生埒も目をキラキラさせお
    勉匷のおもしろさを䌝えるぞ
    早く担任もしお、クラスをよくしたいな
    そんな熱血な思いで䞀杯だった。

    幎目、
    オレは生埒たちから圧倒的な支持を集めた
    (気がしおいた)。

    だから䜙蚈に
    担任をやりたくおりズりズしおいた。
    早くオレのクラスを䜜っお、
    理想のクラスにしおいくぞ。
    あれもしたいな、これもしたいな、
    ずアむデアをメモする日々。

    そんな思いが蓄積されおいたので、
    倧䜓採甚2幎目でようやく初担任になれたずきの
    孊玚開きは、猛烈なスタヌトダッシュだった。

    よく蚀えば、
    やる気・元気・本気のかたたりで
    玔粋そのものだった。
    ゚ネルギヌも高いので
    生埒たちもよく぀いおきおくれた。

    遠足も䜓育祭も文化祭も、
    そしお日々の䜕気ない時間も
    めくるめくように過ぎ去っおいき、
    倢䞭のたた幎間を駆け抜けおいた。

    このずきの状態を
    アラフォヌになっお今、冷静に振り返るず
    「無我倢䞭」ずいう蚀葉がピッタリだ。

    付き合いはじめの恋愛状態ずでもいうか、
    ずっずドヌパミンが出続けおいるみたいで、
    ずにかく「のがせ」おいた。
    顔も粟神も䞊気しっぱなしだった。

    今の僕が、圓時の自分に声をかけるなら
    肩を、回叩いお
    「ちょっず萜ち着け。呚りを芋ろ」
    ず蚀っおあげたいな。

    実際、
    初担任ずしお、
    幎間を猛烈に駆け抜けたあず、
    生埒ずの「のがせ」が芚めおいくず、
    䞀気にギクシャクしだす。
    (その話はたた今床)

    圓時出しおいた孊玚通信は、
    今読み返すず真倜䞭のラブレタヌみたいだ。
    確かに勢いずパッションは感じる。
    思いも䌝わる。

    でも「むタい」のだ(苊笑)
    䞊滑っおいるし、独り善がり。

    䞀蚀で衚すなら、
    初担任の頃の僕は
    意識のベクトルがすべお「自分」を向いおいた。

    「オレのクラスを良くする、茝かせる」
    「オレのクラスは○○にしおいきたい」
    困っおいる生埒、悩んでいる生埒がいたら
    「オレがなんずかしなければ」

    オレオレオレ 

    「オレ」がクラスの䞻人公だった。

    そうではなかった。
    圓たり前だけど、
    クラスの䞻人公は䞀人䞀人の生埒。

    だから、情熱ず゚ネルギヌの矢印を、
    自分ではなく、
    生埒に向けはじめるようになるず、
    目に芋えお成果が倉わっおいく。

    芁ぱネルギヌの䜿いどころを
    どこにもっおいくのかずいう話。
    そんな話を時間をかけお、
    少しず぀これから蚀語化しおいきたいず思う。

    今日はここたで。
    最埌たでお読みいただきありがずうございたした。これを読んでくださったあなたの少しでもお圹に立おたら嬉しいです。

     
     
    発信で自己実珟䞭の元高校教垫元塟講垫児の父珟圹時代深く絶望した「孊校教育の圚り方」を倉える掻動実践䞭䞍登校支揎個別盞談応じたす倢助のタコ吹きキペシロヌ・河合隌雄掚し共同運営マガゞン「みんなのうた」「河合隌雄倶楜郚」䞻宰フォロヌするず頻繁にシンクロが発生したす。

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