
怖がりの娘を怖がらせていたのはじぶんだった?!
私には四歳の娘がいる。
元気いっぱいで、いや、元気が良すぎて、顔や身体にたくさんの傷跡(勲章?)があるくらい。
でも不安が強くて怖がりだし、思い切って挑戦してほしいな〜なんて思ってた。
神経質だし、感情の起伏が激しいし…なんて。もちろんとってもかわいいし、大好きなんだけど、困らせてくれる事は多々ある。ま、どのご家庭も似たようなものですよね。
そんな事を考えていた私に、あれ?これってもしかして、子どもにとって良かれと思ったことが裏目に出てた?!と思えるエピソードがあったのでシェアしたいなと思います。
晴天に恵まれた4月。
遅すぎるいちご狩りに出かけた私たち家族。待望のいちご狩りに娘の眼はキラキラしている。
入場料を払い、いざハウスの中へ。
眼の前には出来すぎて腐っているいちごや、カビが生えているもの、結構な割合で傷んでいた。美味しそうないちごを見つけても良く見ると裏側にカビが生えていたりと、幼児を連れてない人でも眉を潜めたくなる状況であった。
娘はというと、片っ端からいちごをもぎ取り、ルンルン状態。あんまり赤くないのもどんどん入れていく。ここは食べ放題じゃなくて、500グラムの制限がある。しかもこんな状況だし、良いいちごを選びたい。
ここで私の葛藤
(あちゃー。なるべく美味しいいちごとりたい!お金もしっかり払ってるし…。でも初めてでめちゃくちゃ楽しそうだしなー。説明したら分かってくれるかな)
まぁ、誰でも考えることかもしれない。
娘に伝えてみた。
「なるべく赤いのが美味しいよ〜。あと裏をみると悪くなってたり、カビが生えてるのあるから気をつけてね〜」
すると娘。
「こわい!こわい!」
先ほどとはうってかわってテンションガタ落ち
(しまった〜)
心の中で叫んだわたし。もう手遅れだった。
それから一切自分でいちごを摘まなくなった娘。
これなら大丈夫だよ〜促して恐る恐る摘む程度。
あまりにも娘の状況が変わってしまい、正直驚いた。
(あぁ…もしかして、私がこの子を世界が怖い所だと教えているのかもしれない。)
心の声が聞こえた。
実際私は説明を良くする。
ここに気をつけなさい、とか。
事前情報をけっこう伝えていた。
これには理由があって、娘は1歳半くらいから初めてのときに怖がるし、うまく適応できなくて楽しめてない様子があった。だから安心するかなと思って伝えたのが始まり。
そんな記憶が走馬灯の様に流れ、だから私は伝えてたけれど、もしかしてこのせいでこの子は物事や人に対しても色メガネでみてしまい構えたりしているのかもしれない。私はこの子の初めてを奪っているのかも…。この子自身の受け取り方を邪魔しているのかも…。
少しの時間にたくさんのことを考えていた。
(怖がらせていたのはじぶんかもしれない)
なんだか分からないけれど確信した。
確かにカビに触って欲しくない。身体に悪いし毒。
今回の件については、これで正解だったと思うけど、この件でなぜか気づいてしまったのだ。
翌日、娘は前からせがんでいたキッズバイクを手に入れた。
眼はキラキラ。輝いている。
転ぶなんて当たり前。親としてはケガを最小限にすむよう、ヘルメットやプロテクター、あそぶ場所など環境調整をするのみ。あとは前をみて走ってねと声かけは最小限でいこうと決めた。前の私だったら転ばないように試行錯誤していたと思う。
何度も何度も転ぶけど、確信した私は危ない、とか、気をつけてとか言わなくなっていた。その代わり、ここを走っても危険じゃないか観察して、子どもが集中できるようつとめた。
娘は転んだりしても楽しんでいた。うまくいかない事を体験しながらも自分で学びながら挑戦していた。
うん、このほうがいいかも。
そう思った。
自分で学んでたくましく育ってほしい
最低限、好き勝手やってもあぶなくない環境を用意して、あとは自由に…ぐらいがいいのかな。
勉強になった出来事でした。