植物園散歩 26.09.12
週の半ばは予定があったために久しぶりに週末に出向いた。土曜日でもあり、過ごしやすい気温でもあるためか園内はそこそこ人が多い。
どこから行こうかな~と考えながら北山の駅から植物園にすぐの出口の階段を上りきると園芸品種っぽいリコリスが咲いていた。

彼岸花もいよいよだろうなと思いながら園内へ入り、そろそろギンメッキゴミグモの幼体が居ないかな…と、定番の桜見本園へ。

毛がふさふさ


「幼体がこの辺に居そう(居てもおかしくない)」のあたりをじっくり見て回ってから、特に行き先を決めずに歩いていく。



なんとなく歩いていてもやはり歩いていて気分が特に良い場所もそれなりにあるので、お決まりの植物生態園に入っていく。


だいぶ立派なサイズになっている



ハギの花の中でも形と大きさが見事で美麗だなと思う



アシナガグモっぽいクモ
アシナガグモやその仲間だと水平に円網をつくるイメージがあったのだが、この個体は水平というより垂直寄りの円網にみえる。網を張り終わるまで観察してみたのが以下の動画。
最後に横から見てみると「斜め」なので、この個体としてはこれでも水平円網のつもりなのだろうか。
ギンメッキゴミグモを何度も見てきた中で(これは垂直よりもほぼ水平なのでは……?)と思うような円網を張っていた個体をみたこともあったが、それと似たようなものだろうか。
水平、垂直方向に対する彼らの感覚は、きっとヒトとは違うのだろう。
顔を上げて再び歩を進める。



前回訪れた際に実を見た時には
うかうかしている間に花の時期が終ったかと焦ったが
どうやら花はこのタイミングだったらしい


綺麗に色づいていた


ツリバナの実の上にちょこんと居た

葉の上で休んでいたのだろうか
この辺りでお腹が空いてきたので今回は森のカフェでお昼休憩をとった。
程よく足も休めたところでカフェの裏手からどんぐりの森方面に向かって午後の散策を始める。


脚が一本欠損している

ちょこちょこ出てきているな

ゴミリボンがなくて本体がまるまる見えている
可愛い

クスノキ並木を抜けて植物園会館方面へ向かう途中にオオカマキリの若い個体に遭遇した。

カメラを向けても全く逃げなかったのでじっくり写真を撮っていたところ、威嚇する姿勢になってずっとこちらについてくるので、面白いなと動画もとってみた。
カマキリは身を守るためにはスズメバチにも襲い掛かるそうだが、対ヒト相手でも全く変わらないのは、自分より体が大きいかどうかを問わないような仕組みがあるのだろうか。当のカマキリからしたら迷惑ではあろうが、その行動を感じられてありがたかった。
植物園会館では府内の小中学生が夏休み中の期間に植物について観察・研究した記録の標本や制作物が展示されていたので、それらを見学してから温室へ向かった。

これはゴミリボンの中にうまく紛れている


オレンジ色なのだな

これはきれいなラムズホーンにはならなそう


つぶつぶが中にびっしり

温室をのんびりみてから外へ出ると時刻は15時を回った頃だった。
もう少し何か見たいなぁ…と思い、四季 彩の丘方面へ向かう。


ヤマトかシマのどちらかだろう(多分)

ちょうど行きたい方向の正面に居たので、アオサギがどこかへ行くまでしばらく待つのも兼ねて歩いている様子を動画に録っていたところ、ミミズ(らしきもの)を捕まえて食べる様子が観察できた。
動画のタイトルはミミズと断定してしまったが、ミミズかどうかはわからない……。が、嘴にくわえられているものの太さと長さと、なんとなくの雰囲気でミミズっぽいかなと思った。
パクっとする様子は葉に隠れてしまったが、アオサギがこちらを気にせずに済むようにと少し遠くから見ていたのでこのあたりは仕方がない。
動画を見返すと地中からかなり引きずり出しているように見えるので、ミミズ(らしきもの)の身体が地表に出ていたのはほんのわずかであろう。
すごい目をしているのだな…と感心した。
良いものをみた…というホクホク感を携えて先に進む。



実はまだ青い


色々な瓜が大きくなり熟れていくのを眺めて満足したところで、そろそろ帰る方向に足を向ける。

小さくてもあの形をしている……

ヒメグモやオオヒメグモの巣に侵入して
家主を捕食するクモらしい
お腹がツヤツヤでパンパン
過ごしやすい気温が続いているおかげで歩きやすく、暑さに気を取られないことでじっと動かずに観察しやすいのも助かる。
クモの網張り、カマキリからの威嚇、アオサギのミミズ(?)捕りも、気温に負けずにじっとしていられなければ遭遇したとて観察にそこまで時間をかけられない。
こうした「秋」らしい気候がしっかり続いてくれると有難いなぁ……と思いながら、この日の散策を終えた。
