
#15.もしも、君と、出逢え直せるなら ―終活で見つけた、宿命の人― あとがき
―魂が、再び呼び合う場所で―
人生のある瞬間に、「もしも、あの時…」と心が呟くことがあります。
この物語は、その〈もしも〉の声から始まりました。
人は、どんなに時を重ねても、魂の奥底で繋がっている――
そんな信念が、私の中にずっと残っていたのです。
40年という歳月を越えて、ふたりが再びめぐり逢う。
それは偶然ではなく、約束された再会。
彼らの出逢いと別れは、人生の終わりに向かう物語でありながら、
実は『新しい始まり』の物語でもありました。
私はこの作品を通じて、
「愛するとは、何かを得ることではなく、与え続けること」
「魂が成長するとは、過去を赦し、未来を信じること」
――そんな思いを伝えたかったのだと思います。
香苗と久司が歩いた道のりは、決して特別なものではありません。
誰の心の中にもある「もう一度逢いたい人への思い」。
それこそが、魂が共鳴する瞬間なのだと信じています。
そして、物語はまだ終わりません。
次に描かれるのは、〈ツインレイ〉として再び巡り合った魂たちが、
新しい〈家族〉という形で生きる未来――。
『ツインレイ家族の物語 ―もしも、あの時、君と結ばれていたら―』では、
魂の絆が世代を越えて紡がれていきます。
このあとがきが、あなたの心に静かに灯をともすことを願って。
そして、どこかにいる「もうひとりのあなた」に、
この思いが届きますように。
2026年 7月 久遠 遼