メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

脳卒䞭患者を幞せにしない「維持期,慢性期」ずいう呌称 脳梗塞䞃呚幎第⅀郚

    本蚘事は䞋蚘蚘事↓の続線です。

    脳卒䞭発症6ヶ月以降の名称に、未だに「維持期,慢性期」ずいう呌称が䜿われおいる。私はこれに反察し,名称倉曎すべきず考える。理由は、脳卒䞭発症6ヶ月以降も急性期ほどの回埩は望めないが、緩やかに回埩可胜であるのに「維持期,慢性期」ずいう呌称は誀解を䞎えかねず、脳卒䞭患者ずその家族の垌望を奪う蚀葉である。結果ずしおリハビリの断念、回埩䞍良から脳卒䞭患者のQOLを損なう可胜性がある。

    22.発症6ヶ月以降を「維持期,慢性期」ず呌ぶのに反察,名称倉曎を提案

    「維持期(慢性期、生掻期)」呌称廃止、リハビリ継続ず回埩効果を想起させる名称ぞの倉曎を求める

    脳卒䞭治療、リハビリ期間の区分で、
    今も「急性期、回埩期(6ヶ月)、維持期(慢性期、生掻期)」
    ずいう区分は甚いられおいたす。

    以前からずっず問題意識を持っおいたすが
    「維持期(慢性期、生掻期)」の呌称は
    芋盎した方がいいように思いたす。

    専門倖ですが、圓事者である脳卒䞭患者の実感
    ずしお憀りを感じたす。

    私は「維持期(慢性期、生掻期)」ずいう呌称を廃止し、
    リハビリテヌションの継続ず回埩効果が期埅できる名称
    ぞの倉曎を求めたす。

    「維持期,慢性期」名称倉曎提起の理由

    「維持期」ずいう呌称は 
    機胜が「維持される」だけで新たな回埩が期埅できないずいう印象を䞎え「回埩の終わり」を連想させるこずから、以䞋の匊害があるず考えたす。

    1)患者の諊芳に繋がり、リハビリ継続意欲を損なう。
    2)患者家族のリハビリ継続ぞのサポヌトに埒劎感を醞成する。
    3)これらが医療者のモチベヌションを䞋げ、積極的なリハビリテヌションの継続を劚げる可胜性がある。
    4)患者の諊芳が脳科孊的に回埩を抑制する゚ビデンスはないが掚論。
    5)䞊蚘の耇合的圱響により、実際に患者の回埩を阻害する。
    結果ずしお、
    名称のむメヌゞず客芳的回埩の停滞ず䜵せお、患者ず家族の垌望を倱わせ「絶望感」ず「幞犏感」の䜎䞋を招く。「垌望が幞犏の源泉」が私の持論

    →珟実はヶ月以降も回埩の速床は鈍るが、着実な回埩が期埅でき、珟実に私はヶ月以降顕著な回埩が芋られ、今も回埩は継続しおいる。

    私の脳梗塞療逊幎にわたる長期の目芚たしい回埩実感

    患者、家族にずっおは、
    「維持期,慢性期」ずは
    誠に眪深い、残酷な呌び方です。

    私自身入院䞭は、
    回埩期ずされる6ヶ月たで、
    あず䜕日ず、
    回埩打ち止めのカりントダりンを
    されおいるようで、

    なかなか思うように回埩しない
    巊腕、巊手を芋ながら、焊燥ず、
    ずもすれば頭をもたげおくる
    絶望ず闘っおいたした。

    回埩期ず蚀われる半幎間は回埩が顕著である
    のは確かであるので、
    患者のリハビリぞのモチベヌションには
    圹立぀面もあるでしょうが、

    匊害の方が倚いず思いたす。

    少なくずも私にずっおはそうでした。

    「回埩期、維持期,慢性期」ずいう呌称が
    独り歩きする分だけ 、
    どれだけ患者、家族の垌望を奪い、
    諊めを産むでしょうか。

    それが党䜓的に回埩の成瞟を䜎䞋させ、
    ひいおは、
    長期的に芋お囜党䜓の医療費、
    介護関連費甚の増倧を生むはずです。

    さすがに回埩期が過ぎたら
    ほずんど改善しないず思っおいる
    医療関係者は少ないず思われたすが、
    神奈川リハビリテヌション病院を
    退院しお薬をもらうため
    急性期の病院に戻った時に、

    面談した内科医初察面、この時だけは

    「回埩期を過ぎたら
    埌は残った機胜の維持に努めお」

    ず蚀い攟ちたした(-_-;)。

    議論は時間の無駄ず無芖したしたが。

    こちらは回埩する気満々なのに。

    悪意はないず思われたすが
    医垫は専門倖の患者の病気、症状に぀いお
    軜々に物を蚀わないこずです。

    今も定期的に蚺察しおいただいおいる
    䞻治医は別の方です誀解なきよう。

    数幎前、
    5幎かけお劇的に回埩した人に䌚いたした。

    倖来リハビリ受けおいる圓時も、
    OTさんず話しおいるず、

    退院埌、ヶ月を過ぎ日垞生掻の䞭で、
    どんどん回埩する人が倚い
    ずいうこずでした。

    私も、䞊肢の回埩は、むしろ
    ヶ月を過ぎおから
    加速した感じがしたす。

    同じ脳卒䞭の方々のブログ等の
    闘病蚘を芋おも、しかり。

    決しおレアケヌスではありたせん。

    「維持期」「慢性期」呌称に察する䞻な批刀

    以䞋の点が、維持期慢性期、生掻期の呌称
    に察する䞻な批刀ずしお挙げられおいたす。

    (1) 「維持期」が回埩の可胜性を過小評䟡する

    批刀の内容: 「維持期」ずいう呌称は、機胜が「維持される」だけで新たな回埩が期埅できないずいう印象を䞎えたす。これが、患者や医療者のモチベヌションを䞋げ、積極的なリハビリテヌションの継続を劚げる可胜性がありたす。
    埓来2000幎代初頭たで、発症埌6ヶ月以降は自然回埩がほが停滞するず考えられ、「維持期」は機胜の維持やQOL向䞊に焊点を圓おた時期ず定矩䟋Skilbeck et al., 1983。

    2000幎代䞭盀以降の研究䟋EXCITE詊隓, Wolf et al., 2006; Ward et al., 2019で、慢性期でも集䞭的なリハビリテヌション䟋匷制䜿甚療法、CIMTにより運動機胜やADLの改善が可胜なこずが瀺されたした。
    これにより「維持期」ずいう呌称が、実際の回埩可胜性を過小評䟡しおいるずの批刀が匷たりたした。

    (2) 「慢性期」が病態の進行を連想させる

    批刀の内容: 「慢性期chronic phase」は、医孊的に「慢性の疟患」や「進行性の障害」を連想させ、脳卒䞭の埌遺症が「固定された」「悪化する」印象を䞎えたす。これは、患者の心理的負担を増やし、積極的な介入の機䌚を枛らす可胜性がありたす。

    脳卒䞭では、慢性期でも神経可塑性による機胜向䞊が可胜な堎合がありたす䟋Kawahira et al., 2010。

    患者や家族が「慢性期」を「回埩䞍可胜」ず誀解するこずで、リハビリぞの参加意欲が䜎䞋するケヌスが報告されおいたす䟋日本リハビリテヌション医孊䌚のディスカッション, 2022。

    () ガむドラむンの゚ビデンス基準ずの䞍䞀臎

    「維持期」や「慢性期」の呌称は、ガむドラむンが急性期・回埩期に比べ、慢性期のリハビリ介入の゚ビデンスを過小評䟡しおいるずの批刀がありたす。
    特に、日本独自のリハビリ手法䟋促通反埩療法がガむドラむンで十分に評䟡されおいないため、呌称が保守的な印象を䞎えたす。

    日本脳卒䞭孊䌚ガむドラむン2021〔改蚂2023〕では、促通反埩療法のような日本発の手法ぱビデンス䞍足倧芏暡RCTの欠劂により明瀺されたせん。

    促通反埩療法研究所2023は、「維持期」ずいう呌称が、日本のリハビリ実践の進歩を反映せず、欧米の゚ビデンス基準に偏っおいるず批刀。

    批刀に察するガむドラむンや孊䌚の察応

    日本脳卒䞭孊䌚ガむドラむン2021〔改蚂2023〕:

    「維持期」「生掻期」の呌称を維持し぀぀、慢性期でもリハビリ継続による機胜向䞊が可胜ず明蚘掚奚レベルA。
    「維持」ずいう蚀葉のネガティブな印象を軜枛するため、「生掻期」の䜿甚を掚奚し、QOLや瀟䌚参加を匷調しおいたす。

    囜際ガむドラむン:
    National Clinical Guideline for Stroke (UK, 2023): 「chronic phase」を䜿甚するが、患者向け資料では「living with stroke」や「long-term rehabilitation」を採甚し、回埩の継続性を匷調。

    「維持期」呌称が「回埩の終わり」を連想、垌望やリハビリ継続意欲を損なう

    私が退院埌リハビリでお䞖話になった、
    促通反埩療法川平法のリハビリ専門家や患者団䜓は、

    「維持期」ずいう蚀葉が「回埩の終わり」を連想させ、
    患者の垌望やリハビリ継続意欲を損なう

    ず指摘しおいたす。
    促通反埩療法研究所コメント, 2023

    医療の専門家、囜内倖の臚床珟堎や研究者コミュニティ
    でも批刀や議論は存圚するようです。

    埓来2000幎代初頭たで、
    発症埌6ヶ月以降は自然回埩がほが停滞
    するず考えられ、

    「維持期」は機胜の維持やQOL向䞊に焊点を
    圓おた時期ず定矩されおいたした
    䟋Skilbeck et al., 1983。

    慢性期でも運動機胜やADLの改善可胜

    しかし、2000幎代以降の研究
    䟋EXCITE詊隓, Wolf et al., 2006; Ward et al., 2019
    で、慢性期でも集䞭的なリハビリテヌション
    䟋匷制䜿甚療法、CIMTにより
    運動機胜やADLの改善が可胜なこずが瀺されたした。

    これにより、「維持期」ずいう呌称が、
    実際の回埩可胜性を過小評䟡しおいる
    ずの批刀が匷たりたした。

    孊䌚での「維持期」の呌称倉曎する提案、議論

    代替呌称の提案ずその背景

    批刀を受けお、
    以䞋のような代替呌称が提案されおいたす。

    長期回埩期Long-term Recovery Phase
    慢性期でも回埩可胜性があるこずを匷調。
    神経可塑性の研究䟋Nudo et al., 2006
    に基づく。

    生掻期Living with Stroke Phase
    日本や英囜で、
    患者の生掻や瀟䌚参加を重芖する文脈で䜿甚。
    患者䞭心のケアを反映。

    継続リハビリ期Continued Rehabilitation Phase
    リハビリの継続性を匷調し、
    モチベヌション䜎䞋を防ぐ意図。
    これらの提案は、
    患者や医療者の心理的圱響を考慮し、
    回埩可胜性やQOL向䞊を匷調する狙いがありたす。

    孊䌚の議論動向

    囜際的には、米囜や英囜の研究者から
    「chronic phase」が「停滞期」の印象
    を䞎えるずの声があり、
    「post-acute phase」や
    「long-term recovery phase」
    などの代替呌称が提案されおいるようです。

    英囜の患者支揎団䜓Stroke Association, 2023は、
    「chronic phase」よりも
    「living with stroke脳卒䞭ず共に生きる」
    ずいう衚珟を掚奚し、
    患者の生掻や回埩の継続性を匷調。

    日本リハビリテヌション医孊䌚20222023や
    日本理孊療法士孊䌚では、
    「維持期」の呌称を
    「長期回埩期long-term recovery phase」
    や「瀟䌚埩垰期」に倉曎する提案
    が議論されおいたすが、
    2025幎時点で公匏な倉曎には
    至っおいないようです。

    おわりに~䞀人ひずりに䟡倀ある回埩のドラマ

    いずれにしおも回埩期、維持期ずいう
    呌び方が誀解を生みやすいので
    䜕ずかしおほしいずいうこずです。

    党おの人が思い通りに良くなる
    ずいうものではないず思いたす。

    しかし人それぞれ違った
    玠晎らしい人生があるように、

    䞀人ひずり症状や回埩の道筋、
    到達点は違っおも、
    垌望ず努力を捚おない限り、
    それぞれに䟡倀ある回埩のドラマ
    がある
    ず考えたす。

    最埌たで蚘事をご芧いただき、
    誠にありがずうございたした。
    今埌も幞犏に関連する蚘事ず䜵せお、
    投皿しおたいりたすので、
    奜き・コメント・フォロヌなど
    いただけたすずありがたいです。

    むヌハピネス株匏䌚瀟 代衚取締圹 束島玀䞉男プロフィヌル

    関連蚘事↓


     
     
     
    幞犏、埓業員幞犏床をラむフワヌクずするコンサルタント。2013幎䞖に先駆け「埓業員幞犏床調査® 」開発。熊本倧孊文孊郚哲孊科芞術孊コヌス卒。(æ ª)ビゞネスコンサルタントでコンサルタント、執行圹員。㈱むマヌゞョン専務取締圹を経お2019幎むヌハピネス株蚭立。

    あなたぞのおすすめ