【ごはん日記】シルバーウイークの終わりに 私を整える家庭薬膳
長いお休みを利用して、こども達が来てくれました。
息子夫婦は私の実家にも足を運び、家族へ初めての挨拶をしてくれました。
その安心が胸に残ったまま迎えた、シルバーウイーク最終日。
「いつもの日曜日と同じだよ」と心と体に言い聞かせながら、いつもの作り置き副菜を。

ピーマンのめんつゆ炒め。
切り干し大根とキャベツ、ハムの胡麻ドレッシング和え。
ずいき(里芋の葉柄)の酢漬け。
椎茸の含め煮の汁を使った、じゃがいもと赤巻き蒲鉾の煮物。
実家でいただいた茄子のバターぽん酢炒め。
梨と白木耳、枸杞の実の煮込みデザート。
洗ったぶどうは、すぐ食べられて、思わず笑ってしまいました。

私ひとりが好きな、ずいきの酢和え。
故郷では「血をきれいにする」「産後のふるち(瘀血)を取り除く」といわれ、産後の女性が食べるものとして知られていました。
食物性味表では、里芋もずいきも、直接「瘀血を取り除く」とは書かれていません。
ただ、どちらにも共通して“軟堅”という作用があり、体内のしこりや固まり、瘀血や痰、結石などの腫塊をやわらげ、排出を助けるとされています。
昔から伝わる食の知恵と、薬膳の性味が、同じ方向を指しているのだと思います。
家族の時間が過ぎていった後の台所に立ち、心と体をゆっくりと、いつもの自分へ戻していきます。
いつもの副菜を並べながら、また平日の生活へと整えていくのです。
