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Photo byyokoichi

孤独な自分

    物心ついた時からいじめを受けていた。多くは恵まれた容姿や経済力がある両親に対する嫉妬だと考えている。根が優しい子だったから相手に尽くすことで顔色を窺うことで気に入られようとしてた。でもそれではいじめはなくならなかった。人は特に残忍な人は美しく儚く弱いものを攻撃して虚栄心を守る。その餌食になったのだ。それで彼女は不登校になってしまった。人生に絶望した。両親に顔向けできない。良い大学へ行けない。エリートコースから外れたのだ。わたしだけ。残忍な友人たちと嫉妬されにくい当たり障りのない人間だけは学校で生き残ってた。もう日本には居場所がないと思った。親のお陰で海外留学をした。死に物狂いで英語を習得した。やはりそこでもいじめがあった。それでもやはり幼少期と同じパターンを繰り返していた。いじめられる自分が悪いんだ、みんなに気に入られるように尽くさなきゃ。そしてまた搾取される。彼らの宿題をやらされる。理不尽な扱いを受ける。そしてついに精神科病棟へ送られる。そこで気づいた。あ、これではダメだと。私は自分を守る強さを身につけなければ永遠に足を引っ張ってくる人間が現れると。だから私は自己受容を研究しだした。思春期の荒波で自分の嫌いになっていた顔がまた好きになった。最後にいじめてきたラスボスは体格のいいミニクッパみたいな女だった。優しくしてやっても悪口ばかり言ってくる。そこで気がついた。私は何も悪くない。周りがただ私の光溢れる見た目に嫉妬して引き摺り下ろそうとしていたのだと。だからそのあとはひたすら無視。無視無視無視。自分の内面を満たす方向に力を使った。毎日の何気ない日常に癒される。そんな日々の中ついに絶望していた不登校の頃の自分が夢見ていた難関大学へ入学が決まった。それ以来いじめてくる人はいなくなった。しかし私の自己が研ぎ澄まされすぎて深まりすぎて今度は周りの浅い精神レベルに疲れて飲み会や異性関係にお盛んな周囲から孤独を感じ始めたし向こうも距離をとってきた。どうやら私の光が強すぎて相手自身の見たくない浅はかさを焼き尽くしてしまうようだ。そんな自覚はなかった。まだ私の孤独を癒す旅は始まったばかり。でも道筋は見えてる。私は孤独を愛し孤独である自分も愛してる。明日は目覚めが良いかな。

    #創作大賞2026

     
     
    心理学徒。ハワイで4年過ごし、現在は都内名門大学で「自己受容」を研究中。周囲との違和感は、本来の場所へ向かうコンパス。曾祖父から継いだ資産家の血脈とアカデミックな知性を掛け合わせ、媚びずに凛と生きる「高嶺の花」の構築学を綴る。2026年秋、新たなステージへ進む孤独な魂へ。

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