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なぜこのブログを書いているのか

    身体、声、ことば、環境。

    このブログでは、人がその人として立てる場について書いています。

    スポーツの話から始まることもあります。
    子どもの育ち、身体の変化、けがや回復、チームの空気、大人の関わり方について書くこともあります。
    けれども、見ているものはいつも少し奥にあります。

    人は、どんな時に自分の身体の声を聞けるのか。
    どんな言葉なら、自分の感覚を失わずにいられるのか。
    どんな環境なら、その人がその人のまま育っていけるのか。

    スポーツは、その問いが見えやすい場所です。

    選ばれること。
    比べられること。
    頑張ること。
    痛みを言うこと。
    休むこと。
    続けること。
    チームの中で自分の声を持つこと。

    そうした小さな場面の中に、人が自分から離れてしまう瞬間も、自分に戻ってくる瞬間も表れます。

    このブログで書きたいのは、正しい答えを示すことではありません。

    現場で見えたこと。
    身体で感じたこと。
    書きながら気づいたこと。
    その一つひとつを、できるだけ自分の言葉で確かめていくことです。

    心理学の言葉を手がかりにすることもあります。
    けれども、理論を先に置くのではなく、目の前の出来事から考えたいと思っています。

    身体の反応。
    声の出しやすさ。
    大人の言葉。
    場の空気。
    子どもが安心して自分を表せるかどうか。

    そうしたものは、目立たないけれど、人の育ちに深く関わっています。

    人が成長するために必要なのは、強く押されることだけではありません。
    その人が自分の感覚を聞き、自分の言葉を持ち、自分のリズムで育っていける条件があること。

    このブログは、その条件について考える場所です。

    身体、声、ことば、環境。

    その人がその人として立てる場を、少しずつ見つめていきます。

     
     

    Dr.UME

     
     
    Conditions for Growth 整形外科医・スポーツドクター Words shape worlds.