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メキキミミミ

    すりガラスの向こうに夜があった。

    その中にぼんやりとオレンジが塗られている。

    チカチカと黄色が見えた横には赤い点がある。

    僕はその音に耳を傾ける。

    ぽぉーん。

    ぽぉーん。

    音が聞こえるとハッキリと見えてきた。

    不思議なようで、当たり前なようで。

    見ようとしているものも、聞こうとしている音も、最初から決まっていた。

    それを探して見つけるんだ。

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