
完璧な自分は、どこにもいなかった
自己否定していた当時。
『完璧じゃなくていい』
そんな言葉をよく聞いたけれど
あまり心に響かなかった。
人は曖昧なものが苦手。
だから物事にラベルを貼る。
良い悪い
正しい間違い
白か黒か
0か100か
そうやって輪郭をつけると
安心するような気がする。
自己否定も同じだった。
こんな自分じゃダメ
もっと頑張らなきゃ
もっとちゃんとしなきゃ
そうやって、負のラベルを貼って
自分が思う
完璧な自分を目指していた。
でも、いつまで経っても満たされなかった。
それはなぜか。
"完璧な自分"は
輪郭があるようで
どこにも存在しない。
曖昧さという恐怖をやわらげるために
"〇〇な自分"というラベルを
作って作って作り続ける。
でも、
目指す先は輪郭のない
実在しない"完璧な自分"
ぼやけたものを追い続けるから
不安はつもるばかり。
今、私が追いかけているのは
実体のない完璧な自分じゃない。
今ここにいる実在する自分が
ご機嫌になること。
休みたい時は休む
悲しかったら悲しむ
嬉しかったら喜ぶ
嫌なことがあればムカつく
無理にポジティブにならない
必要以上にネガティブにならない
今ここにいる自分の負担を軽減して
今ここにいる自分の心地良さを考えて
今ここにいる自分に嘘をつかない。
私たちは
魂や思い、過去未来
見えないものを持ちつつも
現実社会で生きる生身の人間。
地に足をつけて
五感を感じて
今ここに実在する自分を大切にする。
これが一番の安心につながる。
その安心が積み重なると
人は少しずつ、でも着実に満たされていく。
ここ数年、そう体験している。
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