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生成画像ホラー 画像生成エラー ホラー画像生成

    泥辺五郎

    ※ホラー注意

    いつもAIによる画像生成をネタにして記事を投稿している方がいる。

    仮に泥さんと呼ぶ。

    泥さんは読書家でもある。

    ある時期、それまであまり読んでこなかったホラー系の小説を読むようになったそうだ。

    その読書体験を生かしての画像生成ネタもやり始めた。

    正直、私はその種の怖い画像が好きではなかった。

    泥さんの、頭のネジが五、六本外れたような発想から生まれるネタが好きだったから。

    そうして私は次第に泥さんの記事を読まなくなっていた。

    泥さんの記事だけではない。

    病気で療養していたが社会復帰も決まり、忙しくなっていたからだ。

    もうあまり読んでいないフォロワーの方は、失礼にもなるしこちらから外しておこう、と相互の方は残しつつも、フォロワーの整理を始めた。

    泥さんもその中の一人だ。相互ではない。

    一方的に私が眺めていただけだ。

    しばらく読んでいなかったので、最新の更新を確認してみた。

    その記事は、泥さん特有の文章と画像のコラボネタではなかった。

    大量の画像と簡単な解説が付記されている。

    だが、


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    こんな恐ろしい画像も生成できるんですね!


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    血や切断系が苦手な方はごめんなさい!


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    ※実写ではないので安心してください。

    というように、ただ黒い画像が貼られているだけなのだ。

    泥さんの使用している画像生成AIはDALLE-3だった。

    「怖い雰囲気の絵」程度なら描けるが、暴力描写や血、グロ系などは描いてくれないはずだ。

    泥さんは、真っ黒な画面について嬉々として説明を続けていた。

    あ、これはネタなのかな。

    何かが描かれていると思って覗き込んだ読者の顔が映り込む、みたいな。

    もしくは、静止画に見せかけたGIF動画という、古いドッキリとか。

    しかし真っ黒の画像の羅列は延々と続いた。


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    黒い画像しか見えないんですけど? てコメント何あれ


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    この殺人現場リーズ怖いよね


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    たまには趣向を変えて動物ネタ

    付記されるコメントは変わっても、画像は全て黒塗りのまま。

    当然私には何も見えないし、泥さんもふざけている様子でもなかった。

    自分のパソコンの調子がおかしいのかな? とも思ったが、コメント欄を覗くと、私と同じように黒塗りの画像しか見えていないようだった。

    泥さんは「おかしいな」と首をかしげるコメントばかりしていた。

    「首が取れそうだよ」などと。

    私は笑えなかった。

    そっと、フォローを外そうとした。

    すると、通知に気が付いた。

    自分の記事に大量のスキがついている。

    つけているのは、泥さんだった。

    見られている?

    私は泥さんの記事を読みはしたが、何かしらアクションを起こしたわけではない。

    ただただ真っ黒な画像を眺めていただけで、呪われるなんてあるはずもない。

    恐怖に駆られたが、気力を振り絞って泥さんのフォローを外した。

    同時にスキラッシュも止まった。

    だが

    フォローを外したのに

    noteのトップ画面は、泥さんの最新記事で埋め尽くされていた。

    それらの記事のタイトルはどれも憑き物が落ちたようだった。

    以前の泥さんのように、子どもたちとの交流や、読書の記録やら。

    画像も正常に表示されていたし、それぞれの記事の内容に沿ったものだった。

    呪いが解けたのか。

    それともこれこそが呪いなのか。

    私はもう泥さんのことは気にせず、自分の近況を書いた新たな記事を作成した。

    TOP画像には、いつものようにDALLE-3で記事の内容に沿った画像を生成してもらう。

    だがこのようになってしまう。

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    「社会復帰して明るい表情の中年男性」を指示したのに、このように「泥の中に沈んでいく老婆」が生成される。


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    「雪の降る中をテントウムシが飛んでいた」という真冬の中に春の兆しを感じた光景を描いてもらいたいのに、このように「ヘドロに突っ込んでいく蝶」が生成される。


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    じゃあもういっそ「ヘドロに突っ込んでいく蝶」を指示したら、このように「地獄に垂らされた一本の蜘蛛の糸に群がる亡者」という有名なシーンになってしまった。

    画像生成に慣れ過ぎたせいか、思い通りに画像が生成されないのがつらい。やはりこれは泥さんにかけられていた呪いがこちらに来たということかもしれない。

    不便でたまらない。

    どうすれば呪いは解けるのか。

    古典的に、誰かに移せばいいのか。

    泥さんが私にやったように。

    しかしそんなことは申し訳なくてできない。

    それに呪いと言ったって、たかだかちょっと思い通りの画像が生成されないだけじゃないか。

    むしろそれを逆手に楽しんでやろうじゃないか。

    試行錯誤の末、そこそこ使いこなせるようになってきた。


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    幽霊屋敷に舞うバレエダンサー。ダンサー。ダンサー。


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    焼け跡に聳え立つ大仏の骨格標本。標本。標本。


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    荒野に咲き乱れる虹色の花々。種々。草々。々々。

    ホラーチックになるのは仕方ないが、その中から美しさや面白さを模索していけばいい。しばらくはこの方向性でいこう。とはいっても忙しくなるからあまり記事は書けないと思うので、今後は毎日更新していきますのでよろしくお願いします。記事を書く時間はほとんど取れないと思うので、一日三回更新になると思います。画像の割合が大きくなるかもしれませんが、画像の割合が小さくなるかもしれません。何か書き忘れていたことがあったので、思い出せば追記します。

    追記:何これ

    追記の追記:こんなの書いてない

    追記の追記の追記:真っ黒の画像しか見えないけど

    追記の追記の追記の追記の追記の追記の追記の追記:ここまで読んでくれてありがとうございました。

    (了)















    ※ネタですよー。

     
     
     
    ドロベ・ゴロウ。二児の父。脳脊髄液減少症。何かしら書いてます。旧名「名無しさ」「村野」「楢山孝介」「新都社モラトリアム新書」「山下チンイツ」など。「みんなのフォトギャラリー」で画像を使用していただいた記事にスキをつけることがあります。見知らぬ人からのスキだと怖がらないでください。

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