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ChatGPTによる「イラストを原案にして詩作」の試み


    英語教材風AIイラストネタ画像シリーズ、というものがあります。

    それらを原案にしてAIに漫画化してもらったりしていましたが、今回は詩にしてもらう試みです。いつの間にか結構進化していたChatGPTは、そこそこ読める詩に仕上げてくれている気がします。

    原案となるイラストを提示し、タイトルはこちらで決め、状況設定をある程度説明しています。

    このイラストに詩をつけて。タイトルは「長城ラクダ」万里の長城の上を歩き続けるうちに、長城に同化するようになってきたラクダの詩。

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    「長城ラクダ」

    風が積もらせた砂の記憶
    石が覚えていた熱と重み
    私はただ 歩きつづけていただけだった

    背中に積もる石 足もとの段差
    誰が置いたか知らぬ名もない煉瓦が
    いつしか私の皮膚となり
    蹄の形を変えていった

    「これは壁ではない」
    「これは道でもない」
    誰かがそう言った日があった
    けれど私は答えなかった
    壁と道のちょうどあいだを
    黙って歩きつづけていたから

    やがて旅人たちは
    私を越え 私を測り
    「これも長城の一部です」と言った
    それは正しかった
    それでいて 少しだけ間違っていた

    私は 長城の夢を見た
    夢の中で 長城もまた
    一頭のラクダだった


    このイラストに詩をつけて。タイトルは「瓦の反乱」長年瓦割りで割られ続けてきた瓦が、空手家たちに復讐する詩。

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    「瓦の反乱~The Revolt of the Roof Tiles~」

    割られて 割られて 割られて
    ただの試技と呼ばれて 
    黙して砕けた日々の中

    わたしたちは覚えていた
    拳の重み 気合の叫び
    床に広がる敗北の記憶を

    それでも天を支えてきた
    屋根の上で 誰にも気づかれず
    風と雨に打たれながら

    だが今夜――
    ひとつの瓦が言った
    「もう終わりだ」

    かつての仲間が舞い上がる
    怒りの風に乗り
    道場の天井を打ち破る

    天井から落ちたのは
    わたしたちではない
    おまえたちの過信だ

    飛べ、割れた者たちよ
    叫べ、沈黙を強いられた破片たちよ
    瓦の名のもとに、拳に復讐せよ


    このイラストに詩をつけて。タイトルは「海が発明される前、船は地上を走っていた」。海が発明される前に既に船があった世界で、砂の上を風を受けて走る帆船の詩。

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    「海が発明される前、船は地上を走っていた」

    帆を張り 風をつかまえて
    船は陸を走っていた
    海のない時代 波のない世界
    砂は潮よりも重く 
    音は静かに地面を滑った

    車輪を持たぬ船たちは
    風だけを頼りに進んだ
    山を越え 谷を渡り
    時にひづめの音に驚きながら
    それでもまっすぐ 旅を続けた

    人々は言った
    「水なき世界に 船はなぜあるのか」
    けれど船たちは振り向かず
    ただ砂を裂き 夢をひいていった

    やがて 誰かが海を発明した
    そして船は 自分の居場所を知った
    けれど――
    かつて砂を走った日々を
    忘れた船は 一つもいない


    このイラストを元に詩を書いて。タイトルは「先輩、床に置きっぱなしのコーヒー冷めちゃいましたよ」。「ちょっとバズらせてくるわ」と言って仕事中に突然いなくなった先輩が半年戻ってこない内容の詩。

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    「先輩、床に置きっぱなしのコーヒー冷めちゃいましたよ」

    「ちょっとバズらせてくるわ」
    軽く笑って 背中を向けたその日
    画面にはまだ 未送信の企画書
    椅子にはジャケット ぬけがらのように残っていて

    そのまま 六ヶ月
    ポストイットは色あせて 
    デスクの上で風化を始め
    コーヒーは床で 誰にも飲まれず
    黒い鏡のように じっとこちらを見ている

    誰かが掃除をしかけたけれど
    「戻るかもしれないし」と言って止めた後輩がいて
    戻るわけないよと笑う部長も
    椅子には触れずに通り過ぎる

    どこで何をバズらせてるんですか
    先輩、そっちはそんなに楽しいですか
    こっちは変わらず〆切に追われ
    今日もあなたの空席を横目にコーヒーを淹れてます

    あの日のあなたの分も 一杯


    このイラストを元に詩を書いて。タイトルは「狼と帰ってきた狼少年」狼が来たぞ狼が来たぞとかつて嘘ばかりついて村人を困らせていた少年が、山に入り狼と仲良くなり、本当に狼の群れを引き連れて村に降りてきた。これで畑仕事も楽になり、夜盗に襲われる心配もなくなる。村のために良いことをしたと思って誇らしげな少年と、少年が狼を引き連れて村を襲うのだと考えて恐れている村人との対比を詠み込んだ詩。

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    「狼と帰ってきた狼少年」

    「狼が来たぞ、狼が来たぞ」
    かつての声は 嘘でできていた
    麦畑に響く叫びは
    やがて誰の耳にも届かなくなり
    少年は 山へと消えた

    時は流れ
    ある朝、村の坂の向こうから
    土を踏む音がやってきた
    先頭に立つのは あの少年
    その背に 獣たちの影

    灰色の群れ 牙をむかず
    吠えることなく並び歩く
    少年は笑った 誇らしげに
    「畑は守られる 見張りもいらない
    夜盗も近寄れないさ
    これは いいことだろう?」

    だが、村人たちは門を閉ざした
    窓の隙間から覗く目が問う
    「次にその牙が向くのは 誰だ」

    少年は気づかぬまま 立ち尽くす
    背にあるのは信頼ではなく
    かつての嘘が生んだ 恐れの亡霊

    それでも彼は振り返らなかった
    狼たちは従い、空は高く澄んでいた
    少年は信じていた――
    この群れは、村の未来だと


     
     
     
    ドロベ・ゴロウ。二児の父。脳脊髄液減少症。何かしら書いてます。旧名「名無しさ」「村野」「楢山孝介」「新都社モラトリアム新書」「山下チンイツ」など。「みんなのフォトギャラリー」で画像を使用していただいた記事にスキをつけることがあります。見知らぬ人からのスキだと怖がらないでください。

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