
娘の禁じられた趣味こそが宝
うちは国際結婚家庭でドイツで暮らしています。子供は女の子が3人。
そのうちの長女は高校生。以前からやたらと料理をしたがるとは思ってたけど、台所を荒らされるのが嫌で、あまり積極的にやらせてきませんでした。しかし、去年の年末に私が入院したのをきっかけに、台所を解禁して自由に料理をさせてみることに。
そしたら。ドッグランで愛犬狂喜の暴走!!!・・・じゃなく、キッチンで長女狂喜の爆料理。家族5人分の夕食が毎日彼女の手料理。普通に毎日学校に行っているのに、作れない日のために作り置きまで!
以来、彼女の悩みはずっと「次に何を作ろうかな」。私の悩みは、「そんなやすやすと親を超えないでほしい」です。
それから一年。さすがに勉強が忙しく、毎日までは料理をしてくれませんが、学生の本業は勉強。いいんです。母の乱暴な手抜き料理より娘が丁寧に作るご飯の方が美味しいのが癪に触るけど、私は娘にインスピレーションを与え続けましょう。
時々、夕方に大慌てで帰宅したら、台所への階段を上がるほどに醤油の甘辛い香り、炒めた玉ねぎの香ばしい香りが近づき、台所にはヘッドホンをつけて料理をする娘がいる、という日があります。この幸せは自慢でしかありません。