
スマホの使用時間を削り取るカスタムとマインド
定点観測しているインフルエンサーや周りの知人がやけにスマホのスクリーンタイムを短くするためのメソッドを開発し始めているので、乗っかって同じことをしようと思う。とはいえ、元来からスマホの主な用途を電子決済と店舗のポイントアプリとメッセージと電話、あとはせいぜい2要素認証くらいにしか見出していない自分はそもそも削るスクリーンタイムがそこまで長くない。それならそれで削り代の無い時間をどこまで削って骨だけに出来るか方策を練ってみたい。
実行環境
Androidスマートフォン Pixel7a
Androidならおおよそ問題ないはずである。iPhoneは知らん。
ランチャーアプリ NovaLauncher
ホーム画面のカスタムで使う。自分は大昔にキャンペーンで7円だった時に買い切り購入した既得権益を行使しているが、今から使用しようとすると広告まみれの無料版かサブスクしかないらしい。ここで挙げるカスタムが出来れば必ずしもこのランチャーでなくて構わない。
ホーム画面を1画面にする
そもそも私が期待しているスマホの用途を分解すると、
ガラケー時代からあった電話とメッセージの機能
旧来の財布とポイントカードの発展型である電子決済、銀行やクレカのアプリ、そして店舗アプリ、家計簿アプリ
各種サービスのツーロックとなるSMSやAuthenticaterアプリ、ワンタイムパスワードアプリなどでの2要素認証
手帳の上位互換のメモ帳とカレンダー
カメラ、電卓、時計
といったところである。これ以外のSNSや動画配信サイトも使うが、スマホの画面では小さくて見ずらいという理由で大抵パソコンやタブレットから使っている。現にこの文章もタブレットから入力している。
ともかく、上記のアプリが屋内外問わず速やかに実行できさえすれば良いわけで、これらに関係ないアプリを延々とホーム画面を拡張して置いておく必要は無いのである。別にアプリをアンインストールしなくても良く、本当に用事があるときはホーム画面からではなく一覧画面から検索して実行すれば良い。アプリをアンインストールしないのは、ブラウザからでは同様の機能を実現できないことがある、あるいはブラウザ版サービスが存在しないアプリがあるからである。ホーム画面にアプリアイコンが存在しないということは、特に用事もないのにそこにアイコンがあるからという惰性でアプリを開く機会を無くすことになる。
また、必要となるアプリも、カテゴライズしてフォルダにまとめる事でホーム画面をスクロールせずに収まるようにした。電子決済と店舗のアプリで1フォルダ、銀行とクレジットカードのアプリ、家計簿アプリで1フォルダといった具合である。また、別のカテゴライズとして速やかに起動したい優先順位順ということも考えられる。ホーム画面のスクロールを何回もしなくて済むので各アプリの起動までの時間を短く出来る。但し、一つのフォルダに入れるアプリを増やしすぎると、結局フォルダ内でスクロールすることになるので、限界まで取捨選択を突き詰めなければいけない。
通知をごく最小限にし、鳴動時間の制限を設ける
だいぶ昔から、大して重要な情報でもないのにいちいち画面の表示を変え、通知音を響かせ、本体を振動させるような通知機能は鬱陶しいと思っていたので通知のサイレント化または停止は順次進めている。開発者が優秀なアプリは、豊富で具体的な名称の通知カテゴリ毎に通知の鳴動、サイレント、停止を設定出来るので非常にありがたい。但し、開発者が有能でも運用者が無能だった場合、決められたカテゴリを無視して、例えば銀行アプリで重要カテゴリから広告通知を飛ばすというように、どうでもいい情報のためにスマホが鳴り出してしまう。しかし、カテゴリがあるだけまだマシで、通知のカテゴライズなんて贅沢なものはなく、ゼロサムでしか設定できない悲惨なアプリもある。そんなアプリリリースするくらいならブラウザオンリーとメール通知の方がマシだと言いたい。
愚痴が長引いたが、基本的に通知オンなのは電話、メッセージアプリ、メール、緊急地震速報、天気アプリの雨雲接近通知、クレカアプリの利用即時通知、目覚ましくらいである。実はサイレント通知で来るものを完全に選別しきれておらず、結構多いのが今後の課題である。
また、夜の時間帯は上記の通知も含めて一切通知が鳴らないように設定している。設定アプリ>モード>おやすみ時間、又は独自のモードを作成するより、通知の鳴動やアラームや通常のサウンドといった音の発生を制御できる。モードの開始はこの設定項目から開始ボタンを押す他、曜日時刻などを指定して自動で開始できる。自分はごく重要な電話番号からの着信や緊急地震速報以外の通知は鳴動しないように設定している。鳴動しないだけで通知自体は受信されているので、任意に通知の閲覧は可能である。これは外界との受動的な連絡を断つことになり、自分の時間と安眠を妨害されず快適である。
アプリの文字表記を消す
これはスクリーンタイムを減らす方法というより、脳の無駄な負荷をカットするための方法に近いが一応紹介する。
私達がアプリを識別するときに一番最初に目に入れて脳内で情報を処理するのは、その専有面積と色情報の多さから十中八九アイコン画像だと思われる。そして大抵、その下にはアプリ名をわざわざ表示している。私達はアプリアイコンの脳内処理が済むと、既にそのアイコンが何のアプリを指すかを理解できるはずであるが、無意識にその下部に横たわる文字列の脳内処理を行ってしまう。もちろんその文字列が指すアプリと、アイコンが指すアプリは全く等号で結ばれる訳で、アプリの存在を表す記号としてはどちらかで良い訳である。自分は文字列を消去する方を取った。
このカスタムにはNovaLauncherを用いた。設定>ホーム画面>ラベル、フォルダ>ラベル、アプリとウィジェットドロワー>ラベルからそれぞれホーム画面、フォルダ内、アプリドロワーからアプリ名の表示を消せる。
一見紛らわしいアプリアイコンは、アイコンを自作して同じくNovaLauncherで置き換えるか、収納するフォルダを分けるか、アプリを消してしまうかで対処する。
ダークモードにする
これは完全に自分の色彩の感じ方の特性でしかないのだが、ダークモードにいつまで経っても目が慣れないのである。最近は様々な電子機器、アプリでダークモードが搭載され、またバッテリーセーバーの一つの要素として自動的にダークモードに切り替えられるといった機能もある。しかし、いつまで経ってもダークモードの画面が見づらく、充電残量不足で自動的にバッテリーセーバー、すなわちダークモードにならないよう2重3重に策を講じるほどである。今回はこれを逆手に取って、常にバッテリーセーバー、つまりはダークモードに設定しておくことで見ずらいスマホから目を離させるようにした。バッテリーの節約にもなって一石二鳥である。
スマホに使われてはいけないというマインドを飼う
インターネットのドブを彷徨う画像で、首輪をかけられた人々が足の生えたスマホにリードで引っ張られているという画像がある。大雑把に言えばスマホに触れている間はあの画像を脳内でサブリミナル的に再生しておくということである。幾ら道具を如何様に規制したところで、扱う人の意思次第で毒にも薬にもなるのはよく言う話である。道具に使われるのではなく、使わないと仕事が効率良く進まず仕方がないから道具を使ってやるというマインドを育成したい。
結局タブレットとパソコンのスクリーンタイムが伸びてないか?
スマホのスクリーンタイムを削ったところで、タブレットとパソコンのスクリーンタイムが伸びてしまっては元も子もない。タブレットに関しても同様のカスタムを設定している最中だが、どうしてもタブレットはイラストアプリやノートアプリなど、一部のアプリに特化した利用を目的とする場合を除いて、コンテンツ消費に効率良い端末であるように感じてしまう節がある。この事については余裕があれば別記したい。
また、PCについてはスマホのようなカスタムが構造上難しいため、本当に上記のマインドを育成して惰性で使われないようにする他無いと思われる。
参考リンク
同じくスマホのスクリーンタイムを削るメソッドについてのリンクを掲載する。
(↓2026/06/05追加)