
「糖尿病の医療漫画」「糖質制限グルメ漫画」を描いている糖尿病の女性漫画家です。
いまさら言わなくてもすでにご存じの方も多いでしょうが、定期的に書いておきます。
私は糖尿病家系で妊娠糖尿病から2型糖尿病になり、発見が遅れたため糖尿病性ケトアシドーシスでようやく診断された時にはすでに糖尿病合併症もあった女性患者です。
当初は「SPIDDM(進行が遅い1型糖尿病)」も疑われたほどインスリン分泌が落ちていましたが、父や夫も若くして発症したこと、その後の経過などから「おそらく2型糖尿病だったのでしょう」と言われました。
こちらは2017年7月からつけている糖尿病闘病記ブログです。いつの間にか1000記事を超えました。当時の記録が日付入りで残っているので、書いておいて良かったです!
通常の糖尿病食を食べるとかなり高血糖になり、1日4回もインスリン注射をするのは糖尿病合併症を食い止めるためにはベストチョイスではないと思ったので主治医と相談の上で「糖質制限食」+1日1回の基礎インスリンで何とか元気に暮らしております。
糖尿病と診断されたのは37歳でしたが、ありがたいことに42歳の時生まれて初めて応募したコミカライズコンテスト「第2回医療マンガ大賞」でいちばん下の賞をいただき、43歳で「少年画報社×comico老舗でWEBTOONを描こう!」コンテストねこ部門でまたいちばん下の賞をいただいたのがきっかけで44歳で商業漫画家デビューしました。
受賞したのは「猫漫画」で「Webtoon(スマホ向きのタテに読む漫画)」でしたが、見開きで糖尿病の医療漫画を依頼されました。
初連載は医療漫画『糖尿病専門医 甘栗ミカコのカルテ』です。この漫画の甘栗ミカコ先生のモデルは私の糖尿病の前の前の主治医(内科部長)で、ご本人もそのことをご存じです。
経験のないまったくの新人漫画家の初連載ということで紙の本にはなっておらず電子書籍だけなんですけど「この続編を出しましょう(紙で)」ということで2本目の連載『ケットウ!~糖尿病内科医・甘栗美咲~』を始めました。
こちらは当初「紙の本3冊分のボリュームでね」と言われていたのですが、途中で漫画を連載していた漫画アプリがまさかのサービス終了になったので予定より早く連載を終わらせることになってしまいました💦
そのため正直「まだ十分に描き切れていない」と思うことがたくさんあるんですけど、担当編集者さんの了解を得て今は続編とも言える作品『糖質オフっCIAO (チャオ)!』をKindle出版しています。
「糖質制限グルメ漫画」というジャンル(?)にはなっていますが、医療漫画的な面もありますよ。ケットウ!で登場した医師も一部登場しています。
糖尿病って、とても奥が深いんです。私は当事者だからこそ「病気のことはよく知らないけど本で調べて描きました」程度ではなく当事者にしか描けないものを描きたいと思ったんです。
また私の作品は全工程において生成AI不使用で自分で考えて自分で描いたものです。アシスタントさんもいませんので、月に1本描くのがやっとです💦
11年間の闘病生活で「病院で言われたとおりにしていたのに糖尿病合併症が末期まで進行してしまった」という話をいくつも見聞きしてきたからこそ、糖尿病学会のパンフレットみたいな作品にはしたくありませんでした。
興味を持ってくださった方、ぜひお読みいただけると嬉しく思います。『糖質オフっCIAO!』の単行本はサブスクでも読めます。
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