Malu-G/B - 渇きを癒す丸いもこもこ|ひと足しの話。
もこもこなもの。
まあるく丸まった羊の背中。
もこもこなもの。
ふんわり真新しいタオル生地。
もこもこに触れると、からだの力がちょっとゆるみます。
手のひらにふんわりとした触感を感じると、自然と口角が上がります。

Maluはそんなわたしの渇望にジャストミートしてしまった、丸いもこもこが浮き上がってくるようなストール。
現代人が抱く、言葉にならない渇き
たくさんの人が気がついているのではないかしら。
AIでつくられたものが増えれば増えるほど、人の気配がするものがとても大切に感じられること。
仕事でも、プライベートでもAIにはとても助けられています。
でもわたしは時々、こころが少しずつ乾いていくような感覚になるのです。
いや、流れるような日々の中にいると、乾いていることにすら気が付かないのだけれど、
ある時ひとの気配がするものに触れると、じんわりと染み入るあたたかさに、自分がどれだけ乾いていたのかと思い知らされます。
均一ではないものが愛おしい。
抱きしめるようにそれを引き寄せたくなる。
そんな衝動を感じて、ずいぶんと渇望していた自分に気が付く。

人がひとつひとつ縫い付けた丸
Maluの丸は、人がひとつひとつ縫い付けていて、どれもちょっと違う形をしています。同じデザインでもわずかな揺らぎがあって、世界に同じものがひとつとしてありません。
あたたかみのある丸が、3重になり、いくつも配置されています。
もともと丸はとても不思議な形で、コンパスで描いた丸と、手で描いた丸はまるで違うものです。
コンピューターで描いた丸は、スタイリッシュ。
手で描いた丸は、プリミティヴ。
そして丸が集まる「水玉」も、デザイナー的にはかなり面白い柄で、丸の集まる密度で与えられる印象が全く異なるもの。
丸が離れれば静かに、近づくと少し賑やかな印象になります。
高密度でひとつひとつ縫い付けられた、Maluのもこもこの丸。
その跡に人の手を感じるからこそ、じんわりとこころに染みる、力のあるストールになるのでしょうね。
パイル地でつくられたもこもこ
色は2種類。
濃い地色にカーキ・濃紺・白の丸が Malu-G。

薄い地色に濃紺・青・白の丸が Malu-B。

刺繍部分は、綿のパイル地でできています。

生地の部分はウールにシルクが入ったウールシルクで、柔らかでふんわりとした気品を感じる仕上がり。
透けるほど薄いので、ふわりと肩にかけると、どこか有機的な丸い形が浮かび上がってくるような感覚になります。

薄いのにもこもこの刺繍にはちょっと厚みがあって、
誰かにそっと抱きしめられているような。
Maluは、こころがキュッとなるストールです。
わたしにぬくもりを、ひと足し。
Malu-G/B - Embroidered Wool-Silk Stole
毛92%/絹8%/刺繍 綿100%
原産国:インド
