
私の好きなアルバム其の619[メタル·クラスト/ハードコア·パンク/クロスオーバー編]

80's UK 伝説的メタル·クラスト·バンド”SACRILEGE”の1984-1986年のデモをまとめたコンピレーションアルバムで御座いマス。
元"WARWOUND"(其の231で紹介してます。)で"VARUKERS"ではUKハードコアの歴史的名盤"ANOTHER RELIGION ANOTHER WAR"リリース直後に脱退したギターのDAMIAN THOMPSONと巨漢ドラマーANDY BAKERらにより同年に結成され、女性ボーカルLYNDA "TAM" SIMPSONを迎え結成されたのですが当時(同時期)のメタル·クラスト勢"AXEGRINDER",DEVIATED INSTINCT","HELLBASTARD"等とは一線を画し、後に完全にスラッシュ·メタルになる"ONSLAUGHT"とも違うベクトルの音楽性が素晴らしいです。
AXEGRINDERやDEVIATED INSTINCTがHELLHAMMER/CELTIC FROSTのズルズル引きずる重め寄り、HELLBASTARDはクラスト要素強めの(スラッシュ)メタルに憧れ頑張っていますが成りきれていない感じ、ONSLAUGHTはスラッシュ·メタル寄り(ボーカルが変わることが多いのでその都度、若干違いますが…現在は完全にスラッシュ·メタルバンド)という感じなのですが近い雰囲気で例えるならSACRILEGEは"CONCRETE SOX"辺りですかね(あくまで個人的な見解です。)
SACRILEGEはしっかりUKHC(クラスト)の伝統的な部分やDISCHARGE経由の影響を残しつつメタリックかつクロスオーバーな要素を取り入れた音だと思います。
特に顕著なのはリフのカッコ良さでスラッシュテイストもありながらUKHCからの影響(分かりやすく言うとDISCHARGEのSTATE VIOLENCE STATE CONTROL的なギターリフ)が際立っていてハードコア、メタルファンにも受け入れらるのでないかと思います。
このデモの後のMLP(其の76で紹介してます。)、1stアルバムはデモを更にメタル、クロスオーバー側に押し進めた感じで名盤デスが続く3rdアルバムはいきなりドゥーム要素が強くなり一体どうした?という感じになります。
それはさておき、ハードコア、メタル好きは必聴なのは間違いありません。
この頃のUKHCがメタル、クロスオーバー寄りになる過渡期は本当に良い音源が多いので探索してみては如何でしょうか。
ハードコア全般、メタル全般、激音、エクストリーム系、マニアック、激重、ウルサイ、インディーズというワードにピンときた方は是非とも以前の投稿もご覧ください。(そうじゃ無いものもありますが)
noteに投稿した"私のアルバム"マガジンにてある程度ジャンル分けしていますので興味がありましたらそちらも合わせてご覧ください。
何か知らないバンドや音源と出会えるかも知れませんよ。