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同じ月を見ているのにUnder the Same Moon

    今日は中秋の名月。

    授業で月の話をしていたら、いつの間にか世界の文化の話になりました。

    中国では月餅を食べるそうです。
    でも、中国の学生からは「私はあまり好きじゃない」という声も。

    するとマレーシアの学生が、
    「マレーシアの月餅はおいしいですよ!」

    韓国の学生からは、秋夕に「ソンピョン」というお餅を食べるという話も出ました。

    そして、インドの学生が教えてくれたのが「カルワ・チャウト」。

    これは中秋の名月とは別の日の行事ですが、既婚女性が夫の健康や長寿を願って断食し、夜、月が出るのを待ちます。

    学生が実際の様子を動画で見せてくれました。

    月を見て、夫を見て、夫から水をもらって断食を終える。
    「なんだかロマンチックだなあ」
    と思いました。

    中秋の名月の話をしていただけなのに、中国からマレーシア、韓国、そしてインドへ。

    同じ月を見上げても、そこに重ねる食べ物や習慣、思いはそれぞれ違う。

    こうして学生たちから世界の文化を教えてもらえるのも、日本語を教える楽しさの一つです。

    ちなみに、今年は今日の中秋の名月と満月の日が同じではありません。

    満月は2日後の9月27日です。

    今夜は少し、空を見上げてみませんか。

    みなさんの国や地域には、月にまつわる習慣がありますか?

     
     
     
    ことばを通して、世界とつながる。 本・朗読・日本語・日本文化、日々の経験や気づきを綴っています。 大学講師|研究者(日本語音声学)|朗読家|翻訳家|茶道|書道|墨画

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